韓国に思う2

韓国はいじめられているようです。これが国際社会の有り様だと思います。日本は対岸の火事だと思わず真摯に受け止めることが大事です。こう言うことは日本にかつて無かったとは思わず、日本が戦争を始めるきっかけの端緒であったと私は思います。中国とロシアの韓国領空識別圏侵犯は、韓国と日本の関係悪化によるものを見てちょっかいを出したものと推定します。軍事的な駆け引き、どういう反応をどのように行うかも大事なところですが、韓国に味方をする国が有るかどうかも大切な要素だと思います。トランプ大統領は恐らく何もしないと思いますし、日本に味方に成ってもらいたくないようにも見受けられます。韓国空軍の威嚇射撃に少し違和感があります。ロシアの領空侵犯に対して毅然とした態度を取るのは当然ですが、果たして一連の行動を取るのに威嚇射撃が必要であったであろうか、また領空侵犯の時間内にその一連の行動がすべて行われたのだろうか。公海上に出てからも行われたのでは無いのか。素人目には竹島という領空を通過するのにそれ程時間が掛かるとは思えません。その時間内に警告、示威行為、チャフ、射撃などの行為がすべて行われたのであろうか。それとも公海上に出てもそれらの行為は許されるものなのであろうか。韓国空軍の威嚇射撃は少し異常のように感じられます。むかし韓国の旅客機がロシアの領空を侵犯したとして撃墜されたことがありましたが、その事が少し頭をよぎりました。またあのロシアが素直に謝るはずも無いのに、公式発表も無いのに韓国は遺憾の意を受け入れてしまったようです。ところで、日本との関係も余り良くないようです。WTOでの話は二国間で話し合いなさい、と言うもので、その通りだと思います。日韓関係は全ての面で話し合いが足りないと思います。残念ながら韓国側には自分のしたい話はするが、したくない話は放っておく、という態度が見受けられるように思います。この様な態度は文在寅大統領のせいだ、と思いたくなりますが果たしてその通りであろうか。文在寅大統領から直接の日本批判を聞くと言うより、周りの政府関係者からの批判ばかりのように思います。言わせていると言うより、政権側という立場を誤解し横着になっているように感じます。韓国では大統領の権限は絶対的なものがあり逆らえませんが、それを借りる輩が牛耳っているように思います。文在寅大統領は日本との関係悪化を意図していると言うよりも、ただ北朝鮮との関係を良好にしたいだけ、中国との良好な経済関係を促進したいだけ、アメリカとの軍事演習は減らしたいだけ、国内経済を社会資本化したいだけかも知れません。個人の理想を実現したいだけかも知れません。ある意味立派な態度です。ただ国際関係ではそこを突く輩が居り、迷惑を受ける国があるということになります。突くのは米国中国ロシア北朝鮮であり、受けるのは日本北朝鮮のような気がします。韓国は敵対する国を見誤っているように思います。日本も今まで甘やかしてきた付けが回ってきたように思います。韓国の貧困に悩む老人が大統領の政策に対して、上手くいくときもあればそうでないときもある、というようなことを言っていました。全てが文在寅大統領の理想のようにいけば、素晴らしい大統領となり得ますが、そうで無い場合いつものように糾弾される大統領になる可能性があります。日本は韓国の敵では無いということをハッキリと示す必要があると思います。