韓国に思う3

韓国人は感情表現が日本人に比べて大げさだと思います。葬式など悲しい場面で泣き叫ぶ人達の映像を見たことがあると思います。私などは、あそこまで泣き叫ぶのは少し異常に感じることが有ります。北朝鮮金正恩に向かって旗をふる姿もどこか異常で、やらされている感じがします。日本人には一寸退くような感じがしても、韓国では当たり前で、そうすることが死者などと悲しみを共有することが出来ると思っているのだと推量します。今の日韓関係も日本側から見れば、韓国の異常な反応のように見えますが、韓国人にとっては当たり前の反応かも知れません。韓国の慣習に沿って感情をあらわにしているだけかも知れません。日本は必要以上に韓国の反応に会わせるのでは無く、他の国と同様の措置を進めるよう注意をする必要があります。ASEANでの会議で、韓国だけをホワイト国扱いしていた、と逆に不満が出ることがありました。我々にもそういう扱いをして欲しい、と要求がきても不思議ではありません。さて日本はそういう場合どうするのでしょうか。ある意味外交の醍醐味だと思います。韓国を含めASEAN諸国をホワイト国並みに扱うのか、逆に制度を厳格にするのか、それから先ASEAN諸国を一大経済圏へと導くのか、構想力が問われる所だと思います。韓国のホワイト国除外は実施されても当たり前の企業にはさほど影響が無いと思います。しかし韓国の信用力は落ちるものと思います。韓国内を纏めることが出来ない大統領はどうなって行くのか、そっちの方を心配するべきかも知れません。大げさに言えば、文在寅大統領が北朝鮮に亡命するシナリオさえ用意しておく必要があるのではないか、と思います。韓国経済が崩壊すると、資本主義経済、中国経済北朝鮮側と三極化するかも知れません。これが杞憂に終わって欲しいと妄想したりもします。ホワイト国除外によって、経済制裁の対象は千品目以上になる、などと脅しともとれることをちらつかせるから過剰な反応が出るのであって、各個別品目が良好な取引をするなら年間の書類は一度ですますことができる、ぐらい言えばそれ程韓国も怒らなかったのでは無いのかなどと思います。日本人も韓国を必要以上に甘やかし、また必要以上には理解しようとはしてこなかったのでは無いのか、と思います。韓国の我が儘を感じる私ですが、次に繋がる包括的な話を進めてもらいたいと思います。河野外務大臣はまじめすぎるのか、ブラフが足らないように思います。外交的な記者会見では怒ってみせるのも一つのパフォーマンスかも知れませんが、にこやかに挨拶して、皮肉を込めた言葉遣いをする方がCOOLのように、私などには思われます。苦虫を潰したかのような顔は不満顔であって、威厳のある威嚇顔では有りません。自分なりの外交姿勢を確立するべきだと思います。折角ASEAN会議があっているのだから、日本は韓国をホワイト国から除外します、と言う一方、ASEAN諸国には輸出入に関し問題が無ければ年間の書類審査を簡素化します、位の具体的内容を提案するぐらいの度量が有っても良いと思います。日本は韓国に具体的な措置を求めていますが、韓国は何もしないことこそが具体的内容だと思います。全ての事に何かをしなければならないと思う日本人と、何もしないことこそが日本との関係を悪化させないことだ、と思う韓国人では無いのかと私は思います。日本人の律儀な性格は製造業、研究分野では重宝されても、外交分野では時には神経質すぎるかも知れません。勿論融通無碍では困りますが、顔が東なら尾は西、位の飄々とした振る舞いも必要かと思います。