英国の外交戦略

英国がEU離脱で交渉中です。日本ならEU離脱など考えもしないと思います。そこに英国人の気質が伺えます。英国は昔世界の海を制覇したことがあります。何処かしら独立、独歩思考があるように思います。離脱は避けられない運命にあるのかも知れません。英国は外交面で問題の有る国だと私は思っています。イスラエルパレスチナの問題も英国の外交が影響しているようです。むかしのインド進出、中国進出も先見性の銘があるとは言え、その国に問題を残しているように思います。香港を百年借り受けるなどある意味斬新な考えの持ち主です。今EU離脱にそなえアジア、アフリカ、アメリカに渡りを付けていると思います。したたかな外交戦略に負けないように日本は用心するべきです。しっかりした外交政策を持っていれば頼りになる相手かも知れませんが、そうで無い場合足元をすくわれる可能性があります。アメリカと中国は貿易戦争状態になっています。発展する中国に脅威を感じたアメリカがアメリカルールを押し付けているように見えます。泣く子と地頭には勝てない、状態のように見えます。世界が多少ウンザリしてきているように思います。弱った国々にトランプ流のブラフを行っていますが、英国がそこに割り込むのでは無いのか、などと思ってしまいます。昔弱った中国にヨーロッパの国は進出しました。豚は太らせてから、の残忍な考えを持っていないことを願います。英国は意外と紛争地に名前が出てきます。紳士の国らしからぬ面も見え隠れしますが、小さな島国ではやむを得ない面もあろうかと思いますが、培ってきた外交戦略には気を付ける必要があると思います。今日本は朝鮮半島情勢に頭を悩ませていると思います。韓国はアメリカとの関係をうまく、なあなあでやっていけたら良いと思っているでしょう。アメリカは中国に対する防衛面を韓国に期待しているでしょうが、韓国は中国に楯突こうとはサラサラないことをアメリカは自覚するべきだと思います。中国からミサイルが飛んでこようが恐らく何もしないと思います。在韓米軍の撤退が始れば、弱った中国は朝鮮半島に進出するかも知れません。その時のために英国は足がかりを付けておくかも知れません。トランプの政策は世界経済を混沌とさせているだけでなく、政治体制をも崩壊に向かわせているように思います。朝鮮半島は成金のアメリカの支配では無く、老舗の中国との通商を望んでいるように思います。日本は英国のような独歩主義は無理です。中国、アメリカ、東アジア、など世界の国々と協調性をもって付き合うことを是としてもらいたいと思います。独立独歩主義をまねた先の大戦思考だけは避けてもらいたいと思います。英国のこれからの外交戦略に世界がどう対応するのか興味を持って見ていきたいと思います。