談合について 2

談合について大成建設鹿島建設の幹部が逮捕されました。談合を否認した会社です。談合を認めた会社はまだ逮捕されていません。私には少し不思議に思えてなりません。談合を最初に認めた大林組は、アメリカの司法取引のように法の減額措置の適用を受けます。例えそれが再犯でも。個人の感情としてこういう会社の幹部は信用がおけない感じがします。検察は恐らく談合ありきでまず出発し、密告者の証言を基に談合図を描いたのでは無いのかと思います。真実をあぶり出すという指名の元に関連の者を取り調べていると思いますが、やはり不都合な事実が存在していると思います。人は弱い者で検察という権力の元で取り調べを受けると、描いた図のように思い出すものです。検察はもう一度描いた図を見直す時期では無いのかと思います。巨額の金が動く公共事業では誰もが群がります。そこに談合が生まれることもあり得べきことです。しかし真実を暴き出すのに躍起になって、肝心のものを取り逃がすことの無いように願いたいものです。東京都が指名を停止したそうですが、するなら全ての会社を為べきです。役所ならではの判断で、自分の所に火の粉が掛からないようにいち早く手をうっているかのようです。法は疑わしきは罰せずだと思います。逮捕されたからと言って犯罪者とは限りません。公務員が逮捕されたからと言ってすぐに罷免になりません。私は大成建設鹿島建設が談合に全く関わっていなかったと言うつもりはありません。恐らく談合図は認識していたのでは無いかと勘ぐります。そこで与したかどうかは考慮すべき点だと思います。検察が調べ始めているから、とでも思ったものが、告白したのかも知れません。談合は基本的に犯罪です。役所は談合が無くなる仕組みをもっと考える必要があると思います。検察は初めの考えありきで突っ走る事の無いように願います。私は毒を食らわば皿まで、が好きです。いいとこ取りばかりするものは信用がおけません。また都合の良い子ばかりを可愛がるものも好きではありません。確かに長いものには巻かれろ、も有ります。なんとか臨機応変に生きたいものです。