だめな東芝

東芝はどこへ行くのだろう。半導体を分社化するのは間違いです。銀行の言いなりになって再建を果たした会社がどの位あるのでしょうか。東芝は大会社になって典型的な事務屋の会社になっているようです。事務屋が考える組織図はピラミッド型です。その組織に人、物、関係を当てはめようとします。そこに入らないものは、排除します。自分達の小さな世界を作りたがります。アメリカでの失敗は仕方がないとしても、その穴埋めに黒字の半導体を分社化するのは短絡的な対応です。まずは失敗のアメリカ企業を分社化すべきです。それからやったことのない建築はいまからでもプロに任せるべきだと思います。日本には一流の建築会社があります。このままアメリカ企業に任せていてはざるで水を汲む様な物だと思います。そもそもがアメリカ企業を管理出来ないことがらに端をはっし建築の追加工事につまずき未だに抜け出せず解決策も見いだせない状況ではないでしょうか。その穴埋めに自分達の責任逃れのために手っ取り早い方法を取っている様に見えます。事務人の社長は乱世には向きません。ましてや堅実さを忘れた事務屋など潰れるのを待っているようなものです。人々の生活向上を目指しての電気会社が人々を忘れ単なる商品の大量生産と大規模生産に特化しそこに営業人につけいられそのことに対する危機意識もなく、またそれらのことを指摘する真の事務人も育てていない。おそらく赤字はごまかせても真の管理者のいない今の現状では潰れてしまうでしょう。または食い物にされてバラバラにされ、銀行屋は自分達の債権を回収するだけに目を向けるでしょう。何とも嘆かわしいことです。本物のプロは畑違いのものでもプロらしさを見分けるものだと思います。どれほどの価値があるか分からなくても凄さはわかると思います。お金を集める所はなにも銀行ばかりではないと思います。社債でも合併でも或いは同業者に頭をさげて支援を請うても良いのではないでしょうか。韓国企業が名前は韓国だが中身はアメリカ企業というようにアメリカ事務屋が日本を狙い始めているのを感じてほしいとおもいます。