石原元都知事

石原元都知事の反応は想定内だったと思います。百条委員会でも同じ事でしょう。今更何を聞こうとしているのでしょう。誰かをスケープゴードにしないと収まらないのでしょうか。ニュース番組では元都知事が知らないのはおかしいと責めますが、会社の社長に置き換えるとどうでしょう。おそらく専門以外は部下を信頼して印を押すのではないでしょうか。東芝の社長も同じ事をしたと思います。それで責任がないとはいえませんが。追求するなら部下がどういう説明と管理をしたかをするべきです。その部下を監督出来なかった罪は問はれるべきだと思います。ところで最近は事務人の不祥事が続いています。しかも最も悪い致命的なものです。それは驕りです。石原元都知事は都の方向性を決めるのが仕事で、細かいことは事務人の仕事であり、上手くいくように事務人は取り計るだろうと思っていたのではないでしょうか。事務人には最終決定権がないと同時に責任もない。しかしこの最終前決定権を利用して裁可したのではないでしょうか。これは事務人がやってはいけない、事務能力以前の問題です。優秀な事務人は常に責任を感じている人だと思います。東芝でも他の部門のことは我関せずで、口出ししない出来ないする気も無いだったのではと勘ぐります。安部首相の小学校問題も財務省の不可思議な対応が問題です。財務のトップにいながら責任を常に考えていない。管理をしているふりで、問題は下に丸投げ。上の意向が大事でだれが一番強いかばかりを見ている。虎の威を借る狐そのものです。私は事務人に対して悪口ばかりを言っていますが、本当の事務人を手に入れる事ができれば、鬼に金棒だと思います。諸葛孔明を手に入れる様な物です。ちょっと大げさかもしれませんが、本当です。それだけ大事です。そう言う人を見つけ、育てることがだいじです。事務人は社長に向かないと書きましたが、社長になる必要性がないと言っても良いかもしれません。