内閣改造に思う事

安倍政権が内閣改造をやるそうです。テレビでは今までの政権がやった改造後の支持率を示し、何を目玉に持ってきたかをやっていました。今度の改造では華やかさよりも堅実さを求めているようですね。これだけごたごたするならしょうが無いように思います。確実性ばかりを求めるなら、森政権での改造のように失敗するかもしれません。重厚性、着実性では無く堅実性、将来性を見据えた改造にしてほしいと思います。安倍さんとは距離を置く野田さんが入閣するそうですが、良いことだと思います。自民党が危機のこの時に私でお役に立てれば、と言う弁だったと思います。立派な自覚と思います。この様な人を集められればよいと思います。前大臣の尻ぬぐいの様な所には行きたくない、とか安倍さんとは距離を置いて次回を期待するとか思っているひとは次回があると思っているのだろうか。安倍政権を気にするより、今、目の前の国際情勢、災害であえぐ国内情勢が気にならないのだろうか。仕事でも何でも慣れれば50%の力で出来るように成ります。またそうならなければいけませんが、やるからには100%の力を注がなければいざという時120%の力は発揮できません。林先生の言葉では有りませんが、党の危機、国の危機、国民の危機のある、今でしょ。肝心なときの友が真の友と申しますが、仲良しの友では無くても解り合える友を目指して欲しいと思います。当選回数で大臣を決めるのは止めたはずでは無かったかと思っていたのですが、ある意味その結果が今回にも影を落としたのかなと思います。それから大臣のごたがたの中で、副大臣は、政務次官はどうしていたのだろうと思ってしまいます。大臣に話が通っていれば後の2人は関係ないということでしょうか。かおが全く見えませんでした。どうでも良いようなら是非とも若手を起用してもらいたい。勉強させてもらいたいと思います。やる気のある若手なら勉強、行動を惜しまず、また事務方の不満のはけ口にもなるとおもうのです。民間の人を起用するのも良いかもしれませんが、現業職には向かないと思います。地道な堅実な省、いままでの慣例を重んずる所なら良いかもしれませんが、改革をすると言うような省は空回りをするのでは無いかと思います。ところで防衛省は何か勘違いをしているのではないかとおもいます。未だに稲田前大臣のことを何か言っているように思います。確かに大臣としての発言に問題がありました。しかし最初にミスしたのは自分達でその後の取り繕いの対応もまずく、最後に大臣に直談判をしたのか怪しいと私は思います。現場を抱えている省が刻々と変わる情勢に臨機応変に対応できていない、軽重の加減が分かっていないと思います。幹部の人は自分の責任において・・・する、といういけんを述べても良かったのではと思います。後の結果ばかりを考え対応が遅れたのではないのかと思います。文部科学省農林水産省防衛省、外務省と内部文書が勝手に漏洩されると今度は大臣の方で、報告は文書で提出してください、とか会議の議事録は記録者の同席で行います、とか事務方に変な圧力がかかるのでは無いかと思います。とりあえず何もサプライズが無いようなら副大臣には、当選回数に関係なく若手、やる気のある人を起用してもらいたい。思い切って野党の方からの起用もありとしても良いのでは無いかとも思います。