内閣改造に思う事

内閣改造の裏は論功行賞だと思いました。恐らく派閥に気を使ったものと受け止めました。表は答弁重視の布陣の様です。そこからどう出るかは大臣次第の様です。支持率がこれ以上下がらないように工夫した陣容と思いました。私の関心は大臣よりもその下で働く人達で、若手がどの様に関わっているかです。将来の目を育てるのか、摘むのか大量自民党の今、研鑽を摘ますべきだと思います。思えば国会議員は約500の椅子の取り合いです。そして自民党で言えば約300の椅子が与えられているに過ぎません。次回もこの椅子に座れるかは分かりません。等しく空の椅子が一人一人に割り当てられている訳では無く、政策を失敗すれば半分以下に下がる可能性が有ります。椅子にも色分けがしてあって古株は赤いバラつきです。問題は新人と呼ばれる人ですが、2世なども色つきです。確実に次回上がってくる人はだれかと品定めが必要です。3回以下を新人議員とすればそれまでに値踏みが必要になります。その人物が優秀であるか、支持基盤がしっかりしているか、得票数はどうかなど。これは国会内での人付き合いにも影響があると思います。次回上がるかどうかも分からない議員と付き合っても仕方が無いと一部の人は思うかもしれません。そのような中での人間関係の構築はハードルが多くて大変だと思います。海千山千の人も、頭脳明晰な人も、地盤だけの人も色々な人が居て面白そうですが、人生を語るには疲れそうです。ところで安倍内閣の解散はいつだろう、が関心ごとになりつつあると思います。安倍さんの頭の中で政策以外で第一は何だろうと考えてみるとオリンピックと思います。オリンピックを無事迎えられる時期を逆算すれば来年早々かな?と勝手に思ったりもします。安倍さんとしては、今の民進党より自民党に近い新党の出現をむしろ待っているのでは無いのかと思います。憲法改正自民党だけで決議するわけにはいかず、公明党、維新では広く国民の支持を得るには弱く、第三の野党の出現を期待しているのではと思います。二大政党制を目指すと誰もが言っていますが私はどうか?と思います。小さい政党が多すぎても困りますが、日本の風土に合っていないように思います。二者択一は、一があるからもう一つがある、とするもので、最初に二が有ったら二者択一は成り立たなくなると思うのです。宗教観の問題です。それはそれとして、民進党を出る人も居るようですし、また都民ファーストのほうも模索しているようですし、早く立ち上がって欲しいと安倍さんは思っているのではと思います。それに合わせて解散があるのではないのかとおもいます。