東芝とトヨタ

東芝がようやく決算にこぎ着けました。いろいろまだ問題がありそうです。現在の状況を招いた社長の下改革を模索しているようです。国会ならとうの昔に解散です。その事は株主の方からも指摘を受けているようです。他に社長を引き受ける人が居ないのでしょう。漢文の事業の時、創立と継続どちらが大変かと言うような話があったと思います。どちらも大変ですが、平治の社長と戦時の社長さんはどちらが大変かと言うような話にふと、思い巡らします。これからは戦時の社長さんを選ばざるを得なくなってくると思います。戦時のために蓄えをするとか、新たに打って出るとか。自動車産業においてはメーカーの将来展望に電気自動車を主流にせざるを得なくなって来ています。機械から電気のほうへ力を注がなければならないようです。ところで東芝はなぜ上場にこだわっているのでしょうか。自分の代で上場廃止の汚名を受けたくないのでしょうか。もしもそれだけなら、黒字の半導体事業を売りに出すのは意味がない。廃止になれば銀行が黙っていないとか、市場から資金を集められないとか。しかしこれだけ騒がれて今更お金の話をしても真実みが無いように思えます。半導体事業を売ってガラだけになった東芝は何を目指すのでしょうか。私は思い切ってトヨタ東芝を買ったらと思います。電気技術者を募集しているようですし一石二鳥の様な気がします。マツダやスズキなど同業者との提携ばかりで無く他業種との提携、買収もありと思うのですが。自動車産業はいままでの車さえ作れればという製造価値判断から、ナビを使った自動運転など総合動作に重きを置き始めていると思います。経済では物の上位をしめた者が利益を独占します。その点ではトヨタもどの位長くトップにいられるか分かりません。今から電気を一からやるのでは遅すぎると思います。是非とも東芝を買って頂きたいと思います。東芝はこのままでは死に体の様相です。売却もママならず、廃止の危機は間近ですが、一から出直すその覚悟も出来ていないようです。見栄でもがいているだけのように見えます。トヨタ買収は突拍子も無いことですか?