希望の党のマニフェストに思う

マニフェストとは公約の事らしい。希望の党マニフェストを見る限り ?が浮かびます。実現できるかどうかと言う問題より、このお題目がなぜ必要なの?ということが先にきます。半分以上が都会での問題であって、地方の問題ではない。これだけをまともに見れば地方では投票しないでしょう。以前、原爆報道、震災報道において、その地方では一大事で、それに関連することが少なくとも月に一度、記憶月近くでは毎週、そして毎日その事が報道され、そこに住む私などは多少うんざりすることを言いました。しかしその所に住まわない人は記憶日だけに報道され、その日を新たにします。希望の党マニフェストも都会に住む人々にとっては一大事であるのでしょうが、地方の私にとって何の意味も有りません。この事を単純に考えると、希望の党は都会の党で有り、国全体の党という意識が薄いと思わざるを得ません。どこか維新の党に似ています。一地方の政治団体がまた生まれた位に思えます。維新も同様だったように最初は期待され、そして修練されて行くことでしょう。東京都でタバコに関する条例が出されたとき、私は議員が出したしょうも無い、見栄の条例だと思っていました。都民ファーストの議員はまだ市会議員のレベルだと思っていたからです。しかしそれは間違いでした。希望の党マニフェストにまたそのことが乗っていることを見ると、どうやら小池さんの考えらしい。政党を立ち上げるのは大変な決断と情熱がいると思いますが、私にすれば党を立ち上げることが第一で、中身が煮詰まってはいなかったと思います。民進党からの合流者はどう思っているのでしょう。このまま行けば、選挙後さらに希望の党は分裂、合流を繰り返すと思います。水清ければ不魚住といいます。全ての人を受け入れる必要は有りませんが、自分の考えに合わない人をアタマから切り離すのはどうでしよう。確かに民進党は自分の我を最優先に考える人が多すぎました。そういう人とは袂を分かっても良いでしょうが、希望の党は同じ事をやってはいないだろうか。希望の党のターゲットは自民党かも知れませんが、私には目標にさえ思えます。今は無所属で出馬する人達が健全な野党のように思われます。この無所属からの議員がもう一度旗を振れば、と思います。参議院議員民進党のままです。そうなれば小池さんは民進党をふるいに掛けてくれた恩人になると思います。