東アジアに思う

東アジア近海に空母が3隻いるそうですが、1隻に随伴艦も含めて1万人がいるものとして3万人がいます。この人数はすごいものだと思います。日本はこの規模を1年間維持するだけで防衛費が飛んでしまうのではないかと私などは思ってしまいます。世界が平和ならばこの無用の長物は博物館行きでしょうに。それを平気で維持できているアメリカはやはり桁が違うと思うのですが、皆さんはどう思っているのでしょう。日本の場合軍事に備えるという面と緊急時に災害などに備える面があるので、まだその存在価値は高いですが、世界は軍備拡張の方向に向かっているようです。漫画で北斗の拳に出てくる人物にラオウ、トキ、ケンシロウがおり、伝承者を1人に決める際に天は3人の伝承者を送った、とあったのを覚えています。それぞれの人物に役割が有り、時代背景の元活躍しますが、どうやったら平和が保てるかをそれぞれが模索している漫画でもあると思います。誇大妄想的に考えてみると、北朝鮮問題に端を発した東アジア情勢はやはり危険な状況です。アメリカ大統領のこれまでに無いほどのワンマンぶり、中国の一極集中のような独裁制、ロシアの権力欲、日本の和を忘れた専横政治、韓国の風見鶏のような政治姿勢など悪口は尽きない。天はこの地域に混乱をもたらすかのようです。一寸漫画的ですが、サラエボ事件のようにちょっとした何かで爆発してもおかしくない状況になりつつあります。それぞれの国でこういう状態に反対を示す行動がTVで見受けられます。アメリカでのマスコミ報道、中国でのネット、ロシアでのデモ、日本での議員批判、韓国での見世物など、少しではありますがこういう事象が目立つようになってきていると思います。小泉議員が安倍首相に自民党をないがしろにしていると言いました。若いのにたいしたものです。年ばかり取って何も言わない議員よりも立派です。馬鹿だなぁと思っている議員もいると思いますが、小池さんの発言で落ちた、と言っている議員より数倍ましです。さてこの状況を救ってくれる人物が果たして現れるのでしょうか。日本経済は空前の好況状態に近づきつつ有りますが、逆にどうしたら良いのか判らなくなっています。羮に懲りて膾を吹く状態です。だれもリスクを取ろうとしません。ワンマン社長、自堕落会社は今までの利息を食い潰して日本のみならず世界から批判を受け、日本の製品全体に影響を及ぼしています。政治が悪いと言うのは簡単です。しかし国民は自民党過半数を認めました。後は自民党議員に良い方向に向かうよう託すだけです。自民党議員の奮起に期待します。野党は残念ながら道半ばだと思います。経済界は本当にこれからのこと、これまでのことをしっかり見つめる大事な時を迎えていると思います。好況と不況が背中合わせの状態に対処できるように、経済基盤はもちろんのこと、各国の状況にも注視をも向ける必要があります。しっかりした労働者の確保が大事になると思います。正規非正規雇用などの問題より、労働者の雇用環境契約に向かうべきで、永年雇用などは見直す必要があり、安穏と会社経営をする時期は過ぎたと思います。