トランプ大統領の成果はあったのだろうか。武器等を売り商売的には成功といえるかも知れない。私が気になるのは、韓国の動向です。日本に対して何か異常なまでのしつこさを感じます。日本とは違うと言う点を強調したいのかなと思います。同盟関係を結ぶという感じはさらさら無いと言うことです。戦時になったら北朝鮮より日本の支援の方を先に批判しそうです。日米韓の連携はものの見事に崩れました。韓国のPKO部隊に日本が武器を供与したときにすごい反発がありました。同じ事が恐らく起こるだろうと思います。韓国はアメリカの方を向いているのかと言えば、全面的に向いてはいないと言うことが判りました。アメリカの戦術的武器配備、日本との関係を断って半面は中国を見ているようです。韓国の立場を考えると、大昔から中国と関係があり遠くの同盟国より近くの知り合いの方を頼りにするのは当然かも知れません。中華にはいじめられもし、支配されもし、守られもした経過を思えば、関係がアメリカよりも深いと言えます。軍事を見ると今もアメリカに支配され、これをある意味打開するには中国に近づく方が手っ取り早い手段かも知れません。中国も経済において韓国を締め付け、韓国をなびかせる作戦に成功しているようです。一方北朝鮮は中国から離れようとしている様に見えます。もはや中国とは商売上の関係しかなくそれ以上でも以下でもないように思われます。中国に変わってロシアを頼りにしているように思います。中国国境付近には朝鮮族が多く北朝鮮と商売をやっていますが、私はこの付近の人達を思うとき高句麗を思い出します。中国とは一線を画して戦い続けてきた民族です。日本とも戦っています。このしたたかな、独自意識を持った民族に少し好意を持ちます。北朝鮮はダメですが、この民族的な意識があるとすれば、他国の干渉など気にすることはないのかも知れません。日本は圧力をかけていますが、いつものように他人の不幸はこちらの幸とばかりに、交渉のカードにと手助けする輩が現れます。日本の悪い点は勇敢に進むが、退くことを計算に入れていない事だと思います。安倍さんが退くことを知っていることを願います。ロシアにはロシアの思惑がありそうです。ミサイルなどは旧ソ連からのものらしく、また近々にしているようです。北朝鮮はコンピューターのハッキングをしているそうですが、それを種にロシアに近づいているのではないかと勘ぐってしまいます。日本はアメリカ一辺倒です。それが日本から見たグローバルです。韓国は中国がグローバルの対象になりつつあります。北朝鮮はロシアがそっちの方になりつつあると思います。東アジア以外の国々は恐らく全く興味が無いのでは無いかと思います。昔々のアジアの歴史を思想を読み直す良い機会かも知れません。日本でも百済側、新羅側、高句麗側、と政治が動いた形跡があります。このばかげた状況を考えると、人間はそれ程変わってはいないと思います。
