女子体操協会に思う

女子体操も今まで起こった協会の不祥事に似ています。同じ様なものだと思います。私が思うのは協会側の人間が権力をちらつかせ、あるいは権力があるのを忘れて指導をすることだと思います。クラブで子供の頃から育ててきた選手を協会側で指導し直す、それが一概に悪いことだとは思いません。レスリングでは育ててきた選手が違うコーチに走ったら、そこをなじる。体操では育ててきた選手のコーチを引き離すようなことをする。私に言わせれば何故コーチ丸ごと指導しないのか、何故コーチを排除する格好で進めようとするのか理解できない。コーチが邪魔です、と言わんばかりのことをやっています。自分の手柄にしたいのか、自分の名声を高めたいのか、自分の権力を知らしめたいのか、要するに自分の満足感を満たしたいだけのようにも思えます。確かにコーチひとりに頼るのは無理がある場合が有ります。ナショナルチームで有ればあるほど複数の目で見た方が良いようにも思います。しかし信頼関係があるコーチを排除して何が残るのでしょう。ボクシングでもセコンドに関係ない者を付かせたりして疑念を抱かせるだけではないでしょうか。運動競技ではよく言われることですが、優秀な選手が必ずしも良い指導者になるとは限らない。しかし今回はダメな指導者ではありません。私は優秀だと思いますが、監理者では無いと思います。現場指導者と監理者は分けて考える必要があると思います。私に言わせれば優秀な選手は良い指導者になり得ますが、良い監理者になるとは限りません。馬術競技があります。選手一人では勝てません。馬が必要です。馬を調教する人、育てる人もいります。監理者は厩舎での仕事が上手くいくようにするのが仕事で、調教するのが仕事ではありません。裏方です。それに徹する事が出来る人を持ってくるべきだと思います。安倍政権での菅さんのような人と思います。今回の問題はやはりと言うべきか長く同じ地位に居すぎることでは無いのか、と思います。長く寝かせて良いのは黒酢ぐらいでは無いのかと思います。腹黒くならないうちに取り出した方が良いようです。