相撲協会に思う2

相撲協会は自浄作用が無いことが判りました。もはや協会運営は元相撲取りだけでは運営出来ないように見受けられます。自分達の都合の良いように規約を変えているようです。幹部に自分達のYESマンばかりを集め、やりたい放題のようです。会社でも大会社が同じ様なことをやっています。同じ様な人達ばかりを集め、逆らうかのような発言を繰り返す人を排除します。その内自滅するのが目に見えるようです。身内の失敗をうやむやにし、それ以外の失敗は目の敵のように追求する、そして窮地に追い込む。会社組織の中でのいじめです。子供にはいじめは良くない、と諭すのに大多数を得た集団は平気で少数をいじめます。それが社会に出て働くと言うことかも知れませんが、すこし情けないように感じます。家を出れば7人の敵と2人の無関心と1人の味方がいるように感じます。7人の敵に拘泥するのか、1人の味方を大事にするのか、2人の無関心に合わせるのかその人その人の考えによりますが、貴乃花は1人の味方をもっと大事に思ってもらいたかったと思います。7人の敵に拘泥し続ければ出口は見えません。敵がハッキリしているだけまだましです。見えない障害に右往左往するよりましではなかったか、と思います。人生も同じ様なものだと思います。嫌なやつでもその集団の頭がいなくなればただの人に成り下がります。時期を観て欲しかったと思います。ところで相撲協会はだれが運営しているのでしょうか。協会は助成金をもらっているはずで、国の機関はもっと内部監査をキチンとやってもらいたいと思います。勝手な規約改正など幹部だけの会合で出来るのはおかしいのでは無いでしょうか。私企業ならいざ知らず、補助金をもらい、国技などとのたまわり、訳の分からない審議委員会を開き賛美と文句だけを言う。解決策もなく協会維持の方向でしか物事を見ない、この審議委員は今回のことをどう見ているのでしょうか。有ったことを無かったことにしろ、というのはどこかで聞いたような話のように思います。白鵬が優勝しましたが、横綱審議委員会は今度はどういう発言をするのでしょうか。おめでとうでしょうか。苦言を呈するでしょうか。白鵬は優れた横綱と思いますが、問題もあるように思います。私的には横綱としての取り組み方に疑問があります。体力の限界に近づいているのはやむを得ませんが、それ故何でも有りはやはり不満の残るところです。横審の発言が注目されます。国は相撲協会運営に外部の、しかもプロの人達を入れる事をするべきです。丼勘定と同属体質にキチンとメスを入れ健全な協会運営に持って行くべきだと思います。国の運営自体がそういうものだから無理かも知れませんが、野党のいない協会は何かしらの手を打つべきだと思います。