最近思う事2

最近はニュースなどを疑いの眼で見るようになってしまっています。IWC脱退にしても反対派は自然環境保護の観点から反対を言う、というよりも鯨を殺す、そしてそれを食べるという生々しさが先に来ているのでは無いのか。さらに鯨を食べるということは、牛肉の消費が落ちることを懸念しているのでは無いのか、と思ってしまう。馬肉というと少し抵抗を覚える人も居るかも知れません。それが犬肉となると日本人の中には嫌悪感を覚える人もいると思います。文化の違いはなかなか理解しがたいものが有ります。だからといって話し合いの席から立ち去るのは良くないと思います。沖縄の辺野古移転問題は最善の方策では有りませんが、できうる最低線での施策と思います。トランプ大統領は軍事費を抑えたい意向があるようです。その方向をうまくとらえられれば、駐留軍の人数を減らせるかも知れません。しかし無くならないように思います。もし全ての軍が引き上げることになったら自衛隊がやってくるものと思います。残念ながらそれ程沖縄は大切な場所と思います。沖縄問題は韓国問題に似ているように感じます。沖縄は日本ですが日本国に属しているという意識があるように思います。沖縄は日本であると同時に琉球である、と思っているのでは無いのかと思います。なにも沖縄だけでは無く他の県にも多少そういう意識が残っていると私は感じます。県の中でも東西南北それぞれの地域で違う色があると思います。思わなければいけないことは、沖縄県は日本国に属しているという意識を和らげることが必要だと思います。アメリカ大統領に沖縄問題を提起しよう、という事があったそうですが、それは沖縄人の苛立ちを代弁したものだろうか。私には少し疑問に思われます。それよりも署名したことで身元を知られることのほうが心配になります。コンピュータシステムは万全ではありません。それを運用する人間も聖人君子ばかりではありません。学校の連絡網でさえ悪用する輩がいます。オウム真理教は簡単な署名を活動の初期にやりました。日本人はまだ印鑑癖のためか、署名が効力を持っていることをそれ程自覚していないと思います。沖縄の環境保護問題は鯨の自然保護の問題にさえ思われてきます。人は自分に合うように環境を変えます。木を切り山を崩し家を建てます。動物を捕らえ食べ、都合の良いように動物植物を育てます。その傾向を周りに及ぼし文化を形成します。日本の文化欧米の文化の摩擦が起きます。どちらが良い悪いの問題ではないと思います。どれを選択するかの問題です。普天間基地の問題は最善では無く最悪でも無く、最低限の選択のように思います。日本国の中の沖縄を優しく見守って行きたいと思います。河野外務大臣は若いのに芯を持った人のように思われます。しかし自分のスタンスに固執するように思われます。最近は自分が言っているのか言わされているのか判らなくなっているのでは無いでしょうか。少し自信が無いようにも見受けられます。オレオレ詐欺は欺されないと思っている人ほど引っかかりやすいのでは無いのかと思います。何故か。相手が欺すプロだということを素直に受け取っていない、と私は思っています。相手を認めた上で、欺されないことを考えるべきだと思います。自分が何を言いたいのか判らないときは、遠くに考えをおいたり、遠くから眺めた景色を想像したりするのも手では無いのか、と思います。韓国との自衛隊機の問題も防衛省外務省が協同して話し合うべき問題で、発表前から韓国の反応は判っていたはずだと思います。IWCのことも水産省と、沖縄問題、北方領土問題、拉致問題と外務省は色々な問題事項を抱えていますが、今やっていることはそれぞれの問題にたいして外務省は注意勧告をしているに過ぎません。だから言ったじゃ無いですか、などと自分の言い訳をやっているように思います。何かに想いを馳せるような態度が見受けられません。鯨問題を30年やったなら、その想いを政治家にぶつけるべきだったのでは無いでしょうか。政治家の一喝に尻込みするぐらいだったものと言われても仕方が無い。政府主導が言われていますが、それを受けているばかりでは、いつまでも大物にはなれないと思います。何を持って信念とするかは、理想を持っているかいないかだと思います。