3回目緊急事態宣言に思う

都市部に3回目の緊急事態宣言が出されました。当たり前のように思います。4月に入り新入生の大学生、人事異動などのためか田舎の方でも新規感染者が増えています。予想されていたことだと思います。県をまたいでの移動を自粛するように言っていますが、一年前の出来事を今更ながらに言っているのにはあきれるほかありません。地方の県でのコロナ感染者の増加は、都市部からの人の移動のせいだと思います。人の移動が落ち着けば地方の県の感染者は落ち着くものと思われます。都市部での感染者はワクチンを打つしか方法が無くなっているのかも知れません。田舎の医療従事者にワクチンを打つより、都市部の人達にワクチンを打った方が効き目があるように思います。TV番組を見ていると、そこに出てきた医者の方が、私もまだ打っていません、と言う言葉を聞いて驚きました。また医師会の会長の言葉に対して、医者のすべてがこの医師会に入っているのではありません。医師の総意を代弁しているのではありません。個人的な意見です、とも言っていました。この医師会の会長とは何者だろうか。医者の窮状を代弁しているのは分かりますが、国民に訴えるよりも病院関係者の中で、入院患者の受け入れ態勢を訴える方が良いと思います。良いように扱われているようにさえ思えます。菅総理は事務人だと思います。事務の流れが大事であって、そこに結果としての成功成果を必ずしも求めないようです。専門家の意見に従い、各県知事の要請を受け、淡々と事務処理をこなす人のようです。自分から積極的に行動するタイプの人では無いように感じます。ですから新たな感染症対策を期待しても無理なように思います。各種コロナ対策、コロナ研究結果が出ても実行には移せないように思います。各県知事が出してきたコロナ対策に対して責任は各県知事に置いて、お金を補てんするというものになるようです。しかたがありません。今回3度目の緊急事態宣言ですが、今回を1回目の緊急事態宣言として考えるべきだと思います。色々な業種に休業要請を出していますが、無駄なように思います。百貨店などの混雑は、駅構内の混雑に比べればかわいいものだと思います。時短要請に対しても補償金が出せない以上ある程度認めるべきです。日本は各事業者が自主的にコロナ対策をやりつくしているように思います。これ以上は休業要請しかないと誰もが思う事でしょうが、そこをなんとか工夫するのが大人の務めだと思います。コロナがどのくらい続くか分からない以上、全面的な休業要請は最悪の手段だと思います。休業するにしても時短休業、隔日休業、など方法を考えるべきです。また会社に対しても勤務時間の時差出勤、時短営業を要請するなど。酒類の提供店での飲食店には入店一時間の時短飲食を求めれば感染リスクも減るのではないでしょうか。コロナ対策に慣れが発生していると思います。若者にその危険性を考えてもらうため、大学生にコロナ検査をやってもらいたい。学校では健康診断があると思いますので、その時に同時に検査をやって自覚を促してもらいたい。日々の感染者が千人だろうが五千人だろうが外国に比べればわずかなものです。それを恐れてかコロナ検査数が増えません。今やっているのは感染者が出た周りの人達を検査しただけの人数だと思います。積極的に取り組んで検査した結果ではないと思います。単に今後の人数の予想をしているのに過ぎないと思います。人数予想をする数値ではなく、人間にアプローチする、意識付けする検査体制に持っていかないとコロナ対策をバカにするようになると思います。無症状の感染者まであぶりだす検査に臆病になるのは理解できますが、休業要請を出すくらいなら検査数の実数を積極的に上げ、実態を確実に把握する事をすべきだと思います。