コロナやっている感

TVで、コロナウイルス対策をしている部長クラスの人の様子を放映していました。放映の一部を見て疑問がわいたので見るのをやめました。その人は週に3日会議を開くそうです。凄いですね。会議は報告、今後の対応だけのようでした。よくわかりませんが一時間もしたでしょうか。その後昼食時間中に会社の副部長クラスの人と思われる人と昼食もそこそこに話をしていました。TV側はコロナウィルス対策に頑張っている公務員の様子を放映して、市民の共感を得ようと目論んだのかも知れません。確かに頑張っている様子はあるようです。しかし、恐らく民間では通用しない部長です。こういう人が部長クラスにいる会社は、早晩社員が居なくなると思います。一週間に3回何を会議するのでしょうか。会議に出席するための資料作りに毎日追われているようなものです。資料作りだけで一週間が終わります。自己満足でしかないと思います。今はやりのTV会議でも良さそうに思います。ろくすっぽ発言もない会議に人を集めて何をしたいのでしょう。会議では発言もしないのに、昼食時間では、副部長と思われる人と昼食もそこそこに話し始める。結局考えを纏めるのに会議室ではなく、副部長との懇談の中で決めているようにしか見えない。部下を全く信用していないのがよくわかります。自分のやりたいようにやり、報告は受け流す。会議場での真剣勝負などありもしない。それでいて本人は一生懸命頑張っていると思っている事でしょう。TV側も全く気付いていない。ジェンダーなど今はやりの事には気を使うが、こういう男女参画会議の内容がいかにお粗末な事か、それが階級社会の中でどれ程横暴になってきているか。笑いすら覚えます。県知事のコロナ対策にも、医師会の自粛要請にも、市民の犠牲を強要しているのに、あたかもそれが当然の事と思っているようです。TV側もそう受け止めているようです。文春の報道は凄いものが在りますが、TVはTV受けするものを優先するように思われます。ところで、パチンコ店ではクラスターが発生していないらしいのですが、当たり前と言えば当たり前なのですが、一人で、仕切りのある台に向かい、話はしない。換気は煙害対策のため常に換気しています。コロナ対策の見本のようなものです。映画館もクラスターはないらしい。集団で観賞するが、マスクをする、会話はしない。2時間程度なら集団でいても大丈夫のようです。飲食店に時短要請していますが、飲食店内において、会話はなるべく抑える、入店から一時間程度で客に出てもらう、換気を行う。だけでだいぶ違うと思われます。昔天井に大きなプロペラが回っていたのを思い出します。天井に扇風機を回して床に空気を落とし、下を排気するようにするだけでもだいぶ違うように思います。単なる時短要請ばかりにこだわらず、もっと違う分野の人達の知恵を募ったらどうっでしょうか。やっている感よりもましなように思います。