プーチン大統領の言葉に思う2

プーチン大統領の言葉に専門家は否定的な態度を取っているようです。クリミア問題などを考えると平和条約を締結した後も心配なのも頷けます。しかし4島返還を解決するには良い機会だと思います。虎穴に入らずんば虎児を得ず、のたとえのごとく何か行動をしなければならない時期に来ているのでは無いでしょうか。ただ日本の主張ばかりを言うだけで問題が解決するとは思いません。相手があることですから臨機応変に対処する必要があると思います。4島返還を明記し、主権を日本国にすれば返還時期は遅らせても良いのでは無いでしょうか。今住んでいる島民との共存を模索しても良いのでは無いでしょうか。企業では多国籍化が進み国境は意味がなくなりつつ有ります。企業間では取引相手がもはやどの国であろうと国際化がグローバル化が進みボーダーレス化になりつつあります。日本は国境が海のため直接的な人の往来に敏感さが足りないように思います。ヨーロッパ諸国は陸続きのため常に他国との関係を意識せざるを得ませんがEC統合により戦争を意識することが低くなってきていると思います。一昔前までは日本人が見る外国人は朝鮮半島人などアジア系の人達が多かったと思います。アメリカ軍が駐留しているところではアメリカ人ぐらいで他の国の人を見る機会が少なかったと思います。会社員で海外に出かける人を除けば外国人と接する機会は少なかったと思います。私はロシアと日本がもっと交流をするべきだと思います。ヨーロッパ諸国はガスや石油で密接に繋がっています。言うべきことはいい、つきあうところはしっかり繋がる、日本の政経分離外交はそれが基本だったのでは無いでしょうか。日本と樺太にトンネルを掘り行き来することで日本人の、特に若者の意識が変わるのでは無いかと思います。日本人だけに通用する認識を脱して、他の国の意識を直接感じるのも必要では無いでしょうか。英語教育が英語を使えることのみに力を注いでいるような気がしますが、大事なのは他の国の人との対話であり、意思を伝え合う考えでは無いでしょうか。4島返還という利害ばかりにこだわって隣の国との交流を遮断してはこれから先の国際交流に支障を来すのでは無いでしょうか。ロシアは一筋縄では行かない国ではありますが、大きく一歩を踏み出すときでは無いのかと思います。アメリカはトランプ政権になって変わりつつあります。自分第一主義になりつつあります。アメリカの良いところは良きにつけ悪しきにつけおおらかなところと思います。今は自分の所を最優先している感があります。このままアメリカ追随をしていけばいずれ馬鹿を見る結果になりかねません。これは世界大戦前の状況に似てきています。どこかの国が反発をし紛争の前の状態になりかねません。トランプ大統領は娘がかわいいのかも知れませんが、本来の意味でのアメリカンスピリットを示してもらいたいと思います。今のトランプ氏はただの営業人です。日本はアメリカに振り回されず確固とした信念をもって事に当たってもらいたいと思います。公務員よろしく安倍政権にすり寄っていれば当面大丈夫だと考えるのでは無く、同じくアメリカにすり寄っていれば大丈夫だと思うのではなく、そろそろ世界を俯瞰する展望を持っても良いのでは無いでしょうか。日本は本当の意味で隣の国との交流をしてきたでしょうか。対等な立場で交渉交流をしてきたでしょうか。聖徳太子では有りませんが今こそ対等な立場で物事を判断する時では無いでしょうか。