無観客開催に思う

無観客問題をまだ言っています。私は有観客で良いと思います。菅政権は初めからオリンピックありきで来ました。それをあからさまに言わなかったから中止の期待を持たせました。本音は有観客であるにも関わらず、未だに決定的な事を言いません。本来主催者は東京であるはずなのに、小池都知事は何も言わず、うやむやにしています。都議会選挙のためと思われますが、またごうやくもいい所です。無観客にする意味が分かりません。あれだけ自粛を言っても人出は減りません。駅の混雑は会場の混雑の比ではないと思います。それだけの自覚がある東京都民が無観客を望んでいるとは思われません。オリンピックを見に行く人のほとんどは関東圏の人達、大都市圏の人達ではないでしょうか。地方の県、年寄りは見に行かないと思います。いったい誰が感染し、誰を感染させるというのでしょう。コロナ初期のころ東京、都市圏の人が感染源になっている、だから移動を控えて欲しいという発言をした知事が居ました。マスコミ始め東京都は反発しました。昨年末ごろは東京に来ないでください、と逆に言い始めました。一体どういう神経をしているのでしょうか。自分の足元だけが火事であるのに、あたかも他で火事が起こっているかのように言いつくろうのはどういう事だろう。東京都の感染数の増加を言っていますが、東京都だけが問題です。東京都の検査数に対する増加比率はどうなっているのか分かりません。東京が発表する数字が果たして公正を資しているのだろうか。私には東京都民の行動と無観客の言い分が矛盾しているようにしか思いません。感染が怖いから、と言う理由が在ります。怖いならば行かなければよいだけです。外国からの入国者がコロナを広めるかもしれないから。日本人が広めるのでなければ有観客でも良いのでは。オリンピック後インド型が蔓延するかもしれないから。それだけの覚悟のもとにオリンピック開催を決めて、予想される感染防止を行っていると思います。それでもなお杞憂があるのであれば、仕方が無いとは思います。無観客にして何をしたいのでしょうか。単にオリンピック中止が出来なかった腹いせのようにさえ感じられます。あれだけオリンピック開催を煽っていた頃とくらべ、我が物顔は今は政府の責任のようになっています。ハッキリ言いきらない菅政権も悪いでしょうが、無観客を当然の如く思っているマスコミもどうかしているように思うこの頃です。