コロナウイルスに思う3

緊急事態宣言が出されるそうです。私は賛成できません。何も状況は変わらないと思うからです。ようやく若者にもコロナウイルスの怖さがわかりかけてきたころに、追い打ちをかけるような強制力を持って自制心を縛るかのような状態は、果たしてどういう反応を後々もたらすのでしょうか。自治体の対策はできているのでしょうか。病院が悲鳴を上げています。ようやく感染者の程度によって隔離のしかたを変えようとしています。東京はホテルを借り切るようにしました、と発表しましたが、この宣言で患者は一気に増えるものと予想できます。果たして千床ぐらいで足りるでしょうか。一万床でも足りないと思います。小池さんは緊急事態宣言を万能の杖のように思われていないでしょうか。私にはむしろコロナウイルスのように、弱者に効く毒薬のように思われます。会社組織はそのまま営業するのではないでしょうか。では誰をターゲットにしているのでしょう。若者ではないでしょうか。夜出歩く人たちだけではないでしょうか。学校はどうなるのでしょう。塾に行く子供は許され、勉強に差がつくのではないでしょうか。いろいろな行政手腕を考えても良いのではないのかと思います。短期目標ばかりを追っているように私には見えます。子供たちを地方に分散して教育をするのも手だと思います。震災被害にあった子供たちが他県に転向したように。おそらく少なくとも一年先を見据えることが大事だと思います。若者に何か解決策を求めたでしょうか。出歩くな、バカ騒ぎをするな、ではなく、ボランティア活動を要求してもよいのではないでしょうか。ワンチーム、などと口では言いながら内実は差別しているのではないかと思います。消毒の手伝い、宅配サービス、清掃活動、など家に閉じ込める政策より、外での活動を求めるほうが自覚が生まれるものと思います。明日の30万円より今日の食費のほうが大事ではないでしょうか。そのお金の借金は若者が支払わなければなりません。角を矯めて牛を殺す、ことにならないよう願うばかりです。