原爆の日に思う

8月6日、9日は原爆の日です。今年は、オバマ大統領が広島を訪問し、大変有意義な年です。これをきっかけに原水爆が縮小される事を望みます。ところで、広島と長崎は共に原爆の被害を受けましたが、テレビで見た感じで違いがあるのに気づいていますでしょうか?広島には、原爆ドームがあります。長崎には、平和記念像があります。戦争の悲惨さと、世界平和の希求を願っています。なぜこのような事を書くかと言うと、東北大震災において震災被害建物を残すのか、取り壊すのか、と言う議論があると思います。私は震災被害建物を何らかの形で残して欲しいと思います。その当時の物が有るのとないのとでは大きく違うと思います。人は喉元過ぎれば熱さを忘れます。広島、長崎では原爆に関する事が一年中何らかの形で、放送されます。東北地方では、これからも震災の事が放送されるでしょう。そして東北地方の人たちは、日本全国民もこのことをずっと知っていると思うかもしれません。しかしながら後数年したら、3月11日だけを覚えているだけになる可能性があります。原爆の事を真剣に考えていたら、福島原子力発電所に対する対応も変わっていたと思います。長崎には、さわいにも、素晴らしい平和記念像があります。しかし、決して高防波堤を平和記念像の代わりににしては、いけません。