本音と建前

ダブルスタンダードと言う言葉を聞いたことがありますか。昔一時期はやりました。本音と建前みたいなこと、かと思います。河川敷で、子供がまた死にました。学校でなじめず、勉強、友達との葛藤との中次第に悪いことの方へ流されていったのかなと思います。流されていった先が前よりも弱肉強食の世界だったように思います。子供が殺されたり、自殺したり、虐待されたりすると、いじめ問題として取り上げられ、いじめは良くない、差別はダメだと言う事に落ち着くようです。しかしながら、いじめ、差別は大人になってもあるし、子供よりもより巧妙です。何か不都合な事があると、一方的に攻撃非難したり、臭い物に蓋をしたりしてごまかします。子供が大人になる過程で最も難しい時期、自我と他我、本音と建前、これらの問題をいじめ差別問題にすり替えてしまっているように思います。経済では、商品の差別化を図る事が大事なことです。悪い意味ではなく、特別とか特化するという意味で大事なことです。ちょとした事を変えたり、付け加えたりして他社との違いを出し、利益につなげるのがねらいです。差別の何がいけないのか、何がいいのか、を議論したり、子供と向き合う時間があったらと思います。子供は一人一人が特別な存在なのだと思う事から始まるのではないでしょうか。本音と建前を悪だと決めつけてしまう人がいますが、残念ながらそれを理解する事が大人への第一歩だと思います。