総務省の次官に思う

日本はスパイ天国である、と何かの本に書いてありました。総務省の次官が情報を漏らした件は、停職どころの問題では無い。北朝鮮では恐らく死刑では無いのか。そこまでは行かなくても刑事事件の対象にはなり得る問題だと思います。辞職するそうですが、果たしてこのままアッサリ認めても良いものでしょうか。現職がOBに多少情報を漏らすことは良くあることと想いますが、今回は筒抜けだったようです。公務員の質が疑われます。こういう行政機関の不始末に対しては野党は何も言わない。こういう信用を失墜させるような失態については何も表明しない。行政のあり方の根本問題に対しては何も触れない。桜を見る会についてはしつこいほどやるのに、なぜ行政機関の長を攻めないのか。不思議な野党ではある。こういう天下り公務員をなぜ大企業が雇うのか、現役公務員から情報を取るため、と誰もが知っている。それ以外にこういう公務員は使い道が無い。こういうOBは自分が情報取りしか使い道が無いことを何時しか忘れるようである。その結果公務員時代のくせで部下、部外者に怒鳴って命令する。批判されると自分のことは棚に上げ相手を批判する。NHKは良い迷惑です。IRで国会議員が問題視されていますが、公務員ばかりでは無い。機密情報漏洩問題に対してもっと慎重に注意深くやらないと外国との交渉に支障をきたすものと思われます。だれも日本に対して重要な情報を知らせなくなります。コンピューターウイルスばかりが情報漏洩では有りません。究極的にはモラルの問題になるかも知れませんが、そろそろ義理を切り離しても良いのでは無いでしょうか。現役公務員は自分の置かれている立場、どっちの方向を向いて仕事をしているのか、もう一度公務員という仕事を考えてみる必要があるのでは無いでしょうか。国会議員のほうは疑われること自体怪しまれる、と自覚すべきだと思います。金銭感覚が動いたのでしょうが、李下に冠を正さずの姿勢が大事だと思います。