八割削減に思う

八割の外出制限が言われています。単純に考えると無理です。あたかもそうしなければならないかの如く言うのは、私にとっては反感を覚えます。会社での人ごみは八割になるはずもありません。この八割をどうとらえるべきか考えてみました。家庭では家族がいます。この人数は一日の出会った人数に含めません。出勤時はマスクを着用し、他人との会話をしません。電車バスでの密閉空間でも空気が流動している限りは出会った人数に含めません。会社内でもマスクをします。会社内の人であれば、空気の入れ替えがあれば人数に含めません。会議室での討論でも同じです。ここで他社の人との会話があれば、人数に含めます。営業関係であれば数が多くなります。後は真っ直ぐ帰れば人との接触は八割以下になると思います。感染経路の問題だと思いますが、不特定多数の人との接触、閉鎖空間での密接な関係が一番感染しやすいと私は思っています。通勤電車で感染した、という人がどれほどいるのだろう。会社内で感染した、という事を聞きません。病院でのクラスター感染がありますが、不特定多数、密閉空間、密接な対応とすべてそろっています。人との出会いという点を見れば会社での新たな他人との出会いは、意外と少ないのではないのかと思います。もちろん会社でのコロナウイルスに対する共通認識が必要です。コロナウイルスに対する共通認識がない所では、人との接触機会を八割少なくした方が良いと思います。小中高の学校は学校での教育により共通認識に立てるのではないかと思います。大学はいろいろな学生がいるためダメだと思います。既知の人間関係であればある程度は経済活動を再開しても良いのではないのかとも思います。花見に来るお客を止めるために花を取ってしまう映像がTVでありました。残念な事です。家で我慢してください、というのも限界があると思います。コロナウイルスに対する恐怖は分かりますが、その恐怖を煽るかのような報道は反感を誘発しないでしょうか。四日間待期してください、は嘘でした。嘘は言い過ぎかも知れませんが、日本国中でそう理解したはずです。病院でアビガンをお願いすればもらえます、というのも患者がわざわざ言わなければならないことでしょうか。パンデミックを恐怖におびえた誰かが考えた手法のように思えます。何が問題で、何に気を付ければよいか、をもう少し詳しく言ってほしいと思います。人との接触八割削減、人とは誰の事だろうか。発熱したら、即アビガンを要求しましょう。外国で承認される薬を承認しても、日本で後で副作用が出ても言い訳ができるはずだ、のように私には聞こえます。誰もが責任を取りたくない、しかし補償は欲しい。ウイルスの仕組み、恐怖は分かっているが、ウィルスがどのようにして伝染していくかは素人の域を脱していない。感染症専門家はいろいろな人が入れ代わり立ち代わり出ますが、感染経路を伝染経路を説明できる専門家は見たことがない。いつものインフルエンザ予防を踏襲しているだけのように思います。要するに学者さんはいますが、実際的な行動認識を説明できる人はいないようです。今やっているコロナ対策を見極めもせず、もう第二波の事を心配しています。確かに第二波は来るかもしれません。しかし今現在の事も整理できていない話に何の意味があるのでしょうか。休業しないパチンコ店を公表するのと同じように思えます。止めさせたければ、お客にPCR検査をすれば良いと思います。簡易キットでよいから、待っている間に検査をし、結果を公表すればよい、と思います。外出自粛要請から、どうしたら外出できるようになるかを検討すべきではないでしょうか。