都知事選の公約に思う

東京で感染者が出ています。隠れていた感染者を割り出しているからだろうと思います。これが止まるのかと言うと多分止まらないだろうと思います。一日当たり百人程度は覚悟しておくべきではないでしょうか。その上でコロナウイルスとの共存を考えておくべきだろうと思います。ところで、都知事選が行われていますが、公約が発表されていますがどれも現実味がないものばかりのように感じます。私だったらという空論を考えてみました。1、コロナウィルス対策として学生に簡易検査をする。陽性者が見つかったらその家庭の人も検査する。そうすることによって勉強を安心してさせられる。2、企業に定期健康診断をするときにコロナウイルス検査をする。大企業は定期健康診断をしているものと思いますので、同時に実施する。中小企業は定期的にやっているかどうか分かりませんが、実施をお願いする。外国からの入国者をPCR検査するという色分けを、それぞれの職種に当てはめて検査をする。こうすることで感染者をあぶりだすことができる。病院経営も多少潤うものと思います。次にオリンピックは無いものと思います。コロナウイルスが収まったらオリンピックに代わる部門別の大会を開催する。日本国内だけでも良いから開く。甲子園大会が変則的な形でも行われるのを喜ぶのを見れば、何らかの形で行うのが良いと思います。競技場のこけら落としを行う。東京はある意味便利な都市だと思います。政治、経済、学究、歓楽街、住居とすべてのものが一か所に集中しています。それらを移転させるべく関東圏に別の街を造る。江戸城の周りに武家、商人、工人などが街を形成したように、関東圏にそういう都市を造る。政治機構は無理でも、シリコンバレーのような学究施設を奥多摩あたりにでも作れば活性化するのではないのでしょうか。大学の施設分散を行ったごとく地方に拠点を作くる。異業種交流会なども考える。住居も地方に構えられるように考えるべきだと思います。家庭は地方に、労働は出稼ぎの形に。東京に出稼ぎするという形で別の寮を設ける。テレワークセンターなどの専用のビルを造る。テレワークなどを考えると金融機関が東京に集中する必要はないように思います。本当は政治施設が移転する方が手っ取り早いように思います。自然災害を考えると新たな都市建設を模索しても良いのではないでしょうか。永遠に同じ場所に首都がある必要はないと思います。               私が若いころ、経理にコンピーターが導入され始めました。誰もがこれで経理が楽になると思ったものでした。人手が減らせるとも思った事でしょう。しかし実際は全く逆になりました。入力に時間が取られ、その書類の仕分けにも人手が入り、提出書類も増え、今はコンピーター係員が別に入用になっています。コンピーターはいまだに手作業です。紙と鉛筆が入力とコピー機に変わっただけで労働は楽になっていません。労働の基本姿勢を変えて欲しいものです。労働時間の短縮、家庭時間、自分時間の充実を計るべきだと思います。公務員の労働勤務は民間企業の労働勤務をもっと見習うべきだと思います。公務員の労働勤務が手本である、とでも言いたそうですが、公務員の労働が基本的にサービス業であることを思えば、勤務体制を変えるべきだと思います。朝8時から夜8時まで開いていて欲しいものです。土曜日も開けて欲しい。要するに自分が会社を休まなければ役所に行けない様な公務員サービスは、おかしいのではないでしょうか。今ある既得権益、既成事実、既製品、の上に何かを積み増しするような政策では先が見えているように思います。東京だけでのIT化、赤字になっても金額補償、何か問題があれば専門家と相談すると言っておきながら、事が落ち着きだしたら、手の平を返し、自分の手柄のように振る舞う横暴さ、は反省するべき点だと思います。東京に住んでいない田舎者には直接的に関係ありませんが、東京の感染者をばら撒く政策を早く是正する政策を打ち出してほしいものです。努力している姿が見えれば我慢できますが、口だけの議論は情けないものが読み取れます。