麻生大臣発言に思う

麻生財務大臣が、コロナはまがりなりにも終息しました、というような事を言っておられます。批判があるようですが、菅総理を思う気持ちが半分あったのだろうと思います。終息宣言は少し早い気もしますが、当たらずとも遠からずのように思います。このコロナの感染者の推移を見ますと落ち着いてきているように見えます。過去の推移の傾向を見ると3か月ぐらいでピークと終息を繰り返しているように感じられます。コロナ自体が変異を繰り返さない限り生き残れないようにさえ、素人の私には思えます。コロナだけを考えれば麻生さんの発言も全く当てはまらないわけではないと思います。感染症対策専門家は何もしていないのにです。人流は減っていません。テレワークも進んでいません。遊技場でもクラスターは発生していません。エビデンスがどうのこうのと言う割には、専門家の政策は何のエビデンスも示していないように感じます。色々な注意喚起は良いとしても最終的には手洗い、マスク、換気、三密を防ぐというものが一番効果があったものと思います。次にワクチン接種だと思います。ワクチンにしても確かに取り掛かりが遅かったかもしれませんが、確実に進んでいます。やり方はいまいちで、東京の若者にも老人と同じように初期に打っていれば良かったと思います。一けた台の県にワクチンを回す必要性があったとは思えませんが、各県とのしがらみもあったのでしょう。重症者が減っていないというものが在ります。すぐには減らないでしょう。片一方で、感染者が減らない事には病院のひっ迫は終わりません、と言う言葉も聞きます。人は自分に都合の良い所だけを聞くものです。感染者が減ってきている以上、重症者も早晩減る傾向にあると推測するのが当然と思います。麻生さんの発言は問題を起こしがちですが、悪意に捉え都合の良いように切り替えるのはどうかと思います。それこそ感染症専門家の意見を聞いてみるほうが早いように思います。厚生労働省がまた一人合点をしているようです。今までとは全く違うワクチンを1億5千万回分確保しました。アメリカから買ってほしいとでも言われたのでしょうか。恐らく日本人は打たないのではないでしょうか。私は違うワクチンを打とうとは思いません。海外ではまだコロナワクチンを打っていない国が多くあるというのに、何を先走りして確保するのか分からない。それよりも国内でワクチン製造をしたらよいと何故思わないのか。本当の終息にはまだ何年もかかると予想されているのに。外国の薬事企業にいつまでも金を払い続けるつもりなのだろうか。厚生労働省は事なかれ主義になってしまったようです。河野大臣は官僚から嫌われているようです。官僚お得意の情報漏洩で抵抗しているようですが、少しは自分達で解決策を考える習慣を身に付けるべきではないでしょうか。