オミクロン対策に思う

日本はオミクロン株にビビっています。鎖国状態になっています。石橋を叩いて渡る状態です。オミクロン株については、感染力が強い、ワクチンの効果が長続きしない、と言う一方、それ程重症化しない、などインフルエンザのような感染症になりつつあるようです。そろそろ感染症危険レベルを下げる検討を考えた方が良いのかも知れません。水際対策をやっていますが感染力の強さから、恐らく早晩ひろまる事が予想されます。菅内閣がデルタ株で取った方法をいつまでも取るのは間違いで、感染者をいち早く病院に送る事だと思います。保健所機能の限界は目に見えていますので、保健所を通してからの病院送りではなく、事後に保健所報告で良いとしたほうがいいように思います。クラスター感染対策は意味をなさなくなると思います。自宅待機による重症化を防ぐ方向に持っていくべきだと思います。オミクロン株は感染力は強いが弱毒化している、と言われています。スパイクと言われる感染部が多岐にわたり、抗体が効きにくくなっているのが原因らしい。ウィルスは変異を続けるらしいが、感染した物体から何らかの影響を受け変異をするものか、自身の分裂時に変異が起こるものなのか知らないが、日本においてデルタ株が驚異的に治まった背景を検証してみる必要があると思います。ワクチン接種率が上がった。マスクなど感染症対策を国民が認識している。国がその対策に資金を投入している。など在りますが、ほぼゼロに近い数字の裏側に何かあるように感じます。私などは日本人特有の免疫抗体を持っているのではないのかとさえ思えます。その検証はウィルスの変異を見ればわかるようですから、悪い方向の検証ばかりではなく、良い方向のも検証してもらいたいと思います。薬は毒にも薬にもなります。三回目のワクチン接種も大事ですが、経済、世界情勢も大事です。鎖国状態をアメリカの大砲で起こされる前に、自分から打って出る事が大事になります。北京オリンピックもある事です。民主主義同盟も必要かもしれません。いつまでも殻に閉じこもっていては遅れを取るばかりです。来年は進んで世界に羽ばたく事を目指してほしい。日本は相変わらず大企業病に罹っています。コロナよりむしろそちらの方が深刻に思えます。日本の中堅幹部が素直になりすぎて、イエスマンばかりを育ててきたものと思います。危機管理能力の欠如が顕になっています。というか何が危機なのか見抜くことさえできない。分からないものと思います。文句を言う人間を排除してきたせいだと思います。コロナ対策にしろ安全策を第一にすれば上手くいく、何処からも文句を言わせないなど、安住しているものと感じます。そこにリーダーシップはありません。何か打って出る方策をして欲しいものです。