私は週刊誌を滅多に見ません。新聞さえも今は殆ど読みません。情報はもっぱらTVのニュースとワイドショーです。福田事務次官のセクハラ問題が取りざたされていますが、女性問題は難しいことが多いようです。本人はセクハラを否定していますがどうでしょうか。あの録音を聞くと問題がありそうです。男の私が想像するに、福田さんは酔っ払っていたのでは無いか。もし、しらふだったら相当なものです。記者は呼び出されたとのことですが、通常の食事の場とは違う印象を持ちます。福田さんと記者は長く知り合いだったようです。前からセクハラまがいの発言が多かったようですが、何故そのときに上司に相談しなかったのか。そしてなぜ一人で出かけたのか。私には分からない女性の問題がありそうです。男性に引けを取らない所を示したかったのかも知れません。セクハラは言われた本人が不快に思い、その事を相手に伝え、それでも止めなければセクハラと言われても仕方が無いと思います。録音を聞く限りではセクハラです。この女性に関して私が思うことを書くと、世の中の女性から嫌われるでしょうが、なぜ一人で、好きでも無い福田さんに会いに行ったのか。仕事のためかも知れません。セクハラを上司に相談し、難しいと言われ、なぜ他社に持ち込んだのか。上司はこの問題を真剣に受け止めただろうか。この時録音は渡していず、上司の判断に甘さがあったのかも知れません。その後他社に持ち込む訳ですが、この会社は社会的には大会社なのに、私には大会社には思えません。直属の上司にセクハラ問題を取り上げることを否定されたら、今は、その上司の上司に問題を投げかけられる仕組みを作っておくべきです。セクハラ問題は女性男性を問わず難しい問題です。上司がセクハラをした場合だれに相談するのでしょうか。その記者は他社に自社の問題を告げました。その事の重大さが分かっていたのだろうか。セクハラ問題だから、これくらいは許されると思ってしまったのだろうか。これは私には事務人が会社の内容を他社にしゃべった、と思えます。会社が粉飾決算をしている、だから社会正義のために正します、と同じ様に思えます。確かに何も悪いことはしていません。ただこの事務人は事務の仕事をやっていけません。会社内のことは会社内でまず解決の方策を練るべきだと思います。それから社会正義に反するかどうかを考えるべきだと思います。上司以外の人に相談したと思いますが、信頼できる社員がいなかったとしか思えません。どこか自分だけの社会正義に浸っていないだろうか。この記者の問題よりもこの会社の問題の方が私には問題を孕んでいるように思います。相談出来る部署が上司止まり、女性を１人で当たらせバックアップなし、セクハラに対して認識が甘い、一番大事な教育が行き届いていない、自己反省もなく責任を認識していない。国会議員の女性の方々が色々言っていますが、福田さんは裁判覚悟のようです。もっと慎重に行動されてはいかがと思います。
