内閣改造に思ったこと1

安倍内閣の大臣が発表されました。まさしく在庫一掃セールの感が有ります。この年寄りなら官僚に言われたとおりのことを言うだろうし、変なことを言っても言い逃れできるだろう位に。大事なところはしっかり押さえて、というか大事なところは身内で固めて他に回さない、ように思います。女性の入閣が少ないと言われていますが、果たしてそれほどの女性がいるのでしょうか。党運営、議事進行にたけている人、政策立案に秀でている人、など。それらが当選回数と連動しているならば男性議員も文句は言わないでしょうが、当選回数、修羅場を重ねた議員からは不満のあるところとなるものです。女性だからという理由だけでは、今はむしろ逆風なのではないでしょうか。男女平等をいい、差別撤廃などが次第に、男性に今までとは違った価値観を持たせてきていると思います。外国から色々性差別について言われますが、文化の違いに基づいている所も有り、難しい面もあると思います。少しずつ良い方向に向かってほしいと思います。イスラム諸国と欧米諸国の対立も文化面が起因しているところもあると思います。イスラム文化のなかに結婚前の女性は素顔を男性には見せない、と聞いたことがあります。今の日本ではあり得ない話ですが、この行為が日本に全く無かったわけではありません。昔々、偉い人の館では女性は顔姿さえも部屋にかくし育てたことが書いてあります。そういう世界を思ってみれば、現代社会とは違うと一概に切り捨てる事は出来ないと思います。その文化を継承するのも変革するのもその国の国民が決めることだろうと思います。日本で国会議員になることは大変なことと思います。女性はもっと大変なことと思います。派閥論理をかざす男性議員よりハッキリ言う議員を応援するべきだと思います。ところで今度はいつ改造があるのでしょうか。参議院選挙の後でしょうか。何しろ今度の改造はなにも期待するものが有りません。アメリカとの交渉もアメリカと交渉しているのか、日本国内との交渉なのか分かりません。韓国ロシアの交渉でさえ実質が伴うことをやっているのか分かりません。安倍内閣は何もやっていないに等しいのでは無いのか、と思います。デフレ脱却といい、ジャブジャブの公共工事、予算オーバー、借金までしているオリンピック施設、70歳年金開始で働く意欲をなくす政策、老人介護は自宅でと言いい負担を家庭に丸投げ、若者に犠牲を強いる諸政策など、先をみれば借金だらけ問題だらけの現実が待ち構えているようです。私は来年早々には内閣改造、解散を期待します。何も変えられない、変える気もない、自民党、野党にウンザリ感が有ります。与野党議員が拮抗しなければこういう政治が平気で行われることを肝に銘じておくべきだと思いました。