コロナの後の経済に思う

12兆円もの赤字国債を発行するそうです。恐らくそれだけでは足らないでしょう。期間が長引けば更なる補償を求めて野党自ら要求することと思います。また10万円配るのでしょうか。これで日本は消費税が20パーセントになることは確実になってしまいました。なぜ誰も消費税のことを言わないのでしょう。お金を配れば配るほど消費税は上がり、物価も上がるでしょう。図らずもデフレ脱却です。外国人観光客目当てに金儲けをもくろんでいた会社は一番の痛手を被っているのではないでしょうか。ホテル、旅客業、飲食店など。日本の産業の中で被害が少ないのは第一次産業ではないでしょうか。国の基盤ともいえるこの産業をもっと大事にするべきだと思います。第二次産業の製造業は生産拠点をを外国に移したため製品が滞っています。マスクが良い例でしょう。自動車部品などもそうかもしれません。第三次産業など外出自粛により生産、購買意欲が失われ、リストラの対象者が多く出ると思います。華やかな職種の方が一番危ないように思われます。農業漁業など生活に直結した産業が結局一番安定していると思います。季節自然に左右されやすいかもしれませんが、地道な努力が素直に認められる産業が強いと思います。日本は加工貿易が得意と思いますが、それさえも外国に移転して、国内の産業、人材を育成してこなかったことが、ここにきて露になってきていると思います。営業自粛による被害に対処できない、体力のない会社が多いように思います。それは独自の技術が無い、とある意味言っているように感じます。独自の人を育ててこなかった、と言っているように思います。日本はまだ第一次産業が健全な状態と思います。これで農業漁業などが疲弊したら、生活はどうなるのだろう、と思います。石油製品は安くなりそうですが、自然災害がまた起こったらどうなっるのだろうと思います。第一次産業が国の基盤だとしっかり認識して、強固なものにして欲しいと思います。コロナが去ればアメリカとの貿易戦争が待っているように思います。何が大事か今一度考えることが大事と思います。消費税を20パーセントに上げるにしても生活必需品は10パーセントのままにして欲しいと思います。経済学者はコロナの後の経済対策ばかりを考えているのかも知れませんが、何を基盤として国の産業、安定とするのかを提示して欲しい。そうすれば経済対策にもメリハリがつくのではないでしょうか。