経済音痴な日本

安倍政権を思うと安倍さんは経済活動に無頓着なのか経済を全く知らないように思われます。経済界が言ってくる小言をことごとく聞いているように思います。聞くだけなら良いのですが、それをそのまま実行しようとしています。恐らくブレーンの中に経済活動に明るい人がいないのでは無いでしょうか。日銀の金利政策もメッキが剥げ掛かってきています。日本全国災害が発生していますが、表向きは復興していますが、裏に回るとまだがれきの山状態です。オリンピック関連予算は膨大にふくれあがっていますが、誰も何も言わない。小池都知事も長いものに巻かれろになってしまったようで、オリンピック後の維持費に年間数億円掛かるようでももはや当たり前のように思ってしまっているようです。外国人労働者受け入れにしても経済界が人手が足りないと言ってくれば、なりふり構わず法案を通そうとする始末。これだけ公共事業をやっていれば人手が足りないのは当たり前です。そのくせ外国人労働者には賃金が安い農業漁業など一次産業に回すかのような対応を取っています。外国人であれ日本人であれ高い給料の所に走るのは当たり前です。企業が給料を高く設定するため原材料が高くなり予算額オーバーになっています。それならば物価も通常であれば上がるのにそれ程でもありません。何かが押さえているのでしょう。それが金持ちとそうでない人達との格差のせいで有れば一大事です。金持ちには金持ち用の土地、家、家具、衣類、食事などが用意され、そうで無い人にはそれなりの物が用意されてきつつ有ります。一本一万円のペンもあれば百均のペンもあります。供給はそれぞれの収入に合わせて有ります。需要もそれぞれの給料にあわせて有ります。日本は需給バランスがとれていると私は思います。そこへ無理矢理需要を作り出し、格差を生むように持って行っているように思います。戦国時代、ハッキリした勝ち負けが有ったのでしょうか。勝ちすぎてはいけない、と言うものが有ったように思います。勝つのはその土地に住む人達の支えが有ればこそ、のように思います。今の日本経済は外の世界を見ていないように思います。アメリカがそうなりつつあるようですから、日本がまねして何が悪い、と言われそうですが、果たしてそれで良いのでしょうか。日本は武力を紛争の解決手段には使わないと誓ったはずです。では何をもって紛争の解決手段にしようとするつもりでしょうか。一国主義に偏らず、全ての国との共有認識に立つことが大事なのでは無いでしょうか。トヨタ自動車は成功している会社ですが、他を蹴落として、飲み込んで上ってきた会社でしょうか。そういう面もあろうかと思いますが、世界を相手にしてきた会社だと思います。見る方向が地球規模のように思います。ちょっと褒めすぎかも知れませんが、果たして今の日本に外向きに考えを巡らしている企業がどの位有るのでしょう。成績が悪くなり出すと日本政府に泣き言をいう企業ばかりのように思われて仕方がありません。