参議院選挙が来ました

参議院選挙が始ります。自民党は何も新しいものを訴えるが無いようです。それだけ長期政権になったと言うことでしょう。防衛問題では日米の貿易不均衡問題をトランプ大統領に指摘されるのがいやでイージスアショアを買う始末。機械というものは買うときもお金が掛かりますが、維持管理するのにもっとお金が掛かります。米国から部品を調達し、維持する職員を常駐させるだけでもこれから相当のお金が掛かります。マンションでもローン支払いとは別に修繕積立金なるものが別にとられ、家計を苦しめると思います。そのようなことが防衛製品にはついて回ります。米国から飛行機、レーダー関連の製品を買えば買うほど維持管理にお金が入り用になります。それも言い値です。消費税の値上げは野党は反対のようです。実質賃金が上がっていない、ことが問題でしょうか。今企業の定期昇給はいくらぐらいになっているのでしょう。労働組合の賃金交渉は一時的なボーナスの倍率に目がいきがちですが、定期昇給をきちんと抑えるべきでは無いのかと思います。定期昇給率が良ければ消費税は上げても良いのでは無いでしょうか。私は財政事情の悪化を将来に残してはいけないと思います。年金は2000万円不足です、は都会の年金不足だと思いますが、田舎の人達にとってもやはりいくらかは不足します。農業漁業の人達が厚生年金などに掛かっている人は少ないと思います。いまの年金金額で安心して暮らせることは、これから後は難しい様です。今の年金の仕組みが悪いと言うより、財源確保が難しいと思います。年金は一度もらい出すとその後金額の変更が出来ません。年金期間の満期が仮に45年とすると、それ以上働いても意味は無く、一旦年金を受け取り出すと上乗せはできず、老人の働きがいを損なっているのでは無いのか、と思います。70歳以上まで元気に働いてもらいたいのであれば、老人になっても年金保険の加入を認め、年金を受け取っていても、その後改定などが出来るようにしたほうが良いのでは無いのかと思います。学校教育の無償化がありますが、高校までは随分手当が増えたように思います。ただその運用に問題があるように思います。給食費の補助などは学校に直接払えば良いのにと思う事があります。大学生の学資に対しても無償を設けるべきだ、と言う意見があると思いますがどうでしょうか。昔のように大卒がステータスでは無くなったように思います。それに18歳は選挙権があり、大人と呼べるのでは無いでしょうか。アメリカの映画だったと思いますが、結婚して、男の方が大学に行き女の方が家計をみる、男の方が卒業すると今度は女の方が大学に行き男の方が家計をみる、という生活スタイルを見ました。それが一般的なのかは分かりませんが、互いの個を尊重しながら生活しているように思えました。大学生は大人です。大人にしたのは今の大人かも知れませんが、そこまで補助金を出すのに私は疑問に思います。お金が無いのなら高校を出てしばらく働いてお金を貯め、それから大学を受けると言う選択もあって良いと思います。むしろ一旦社会に出た方が大学での授業に真剣に取り組めます。大学生としてのアルバイトと社会人として働いた経験には雲泥の差があります。温室栽培の野菜と露地栽培の様なものだと思います。温室栽培の野菜は見てくれが良くきれいに粒が揃っています。それに比べ露地栽培のものは見てくれは悪くできあがります。どちらがうまいかは別ですが、温室栽培の野菜は規格に合わないものは切り落とされ棄てられます。人間も大学の、会社の規格に合わないものは切り落とされることを知っておくべきです。国民民主党が家賃補助金のような不思議なことを言っていました。誰が利益を得て誰が負担するのでしょうか。住宅手当を支給している大会社は負担が減り、持ち家がある田舎の人達はその人達の分まで支払う、と言うことにならないだろうか。こういう一見弱者救済のように見える政策が最近多いように思います。見てくれ、社会受けは良く出来ていますが、日本は社会主義、でも共産主義でも有りません。平等主義国家でもありません。あえて言えば弱肉強食の社会システムの中にいます。日本社会は幸いにして経済は安定しており、それが長く続いています。その成長を陰で支えてきた人達のことをいわず、見える相手だけを問題にするのはいかがでしょうか。子供の教育にしても家で叱られてこなかった子供、外で遊ばなかった子供、仲間と共同して探険をしなかった子供、などある意味温室育ちの子供とそうでなかった露地育ちの子供との格差があるように思います。学校では問題を解決すると言うより、問題を見えないように隠そうとする傾向があります。温室育ちの子供に体力面は合わせ、協調性ではついてこられないものはそのままにして置く。親も身体ができていない子供が怪我でもすれば、学校のせいにする。本人の体力向上など考えもしない。勉強の面もしかり。各人が責任を転嫁することだけに奔る傾向があるように思います。憲法改正して自衛隊憲法に銘記するなどといまだに言っています。野党各党がいまや自衛隊憲法違反では無いと言っているのに。自衛隊の運用は法律に基づいて粛々と決めれば良いと思います。何はともあれ選挙に行って国の趨勢を決めましょう。