コロナに思う10

コロナワクチンの優先使用をやっていました。医療関係者が第一に来るのは当たり前ですが、わざわざTVで取り上げることの報道でしょうか。その他は今後議論して決めるという一般論で終わっています。いつ出来上がるか分からないワクチンを数えるなんて、捕らぬ狸の皮算用を思います。毎日同じ報道もそろそろ飽きていますし、何も目新しいことが無いので仕方がないのかも知れません。ついでに言わせてもらえば、警察消防関係者、学校関係者などが思い浮かびます。不特定多数の第三者接触が予定されている人達は優先順位を上げる必要があると思います。それにしても国会議員の価値判断基準はどうなっているのでしょうか。昔の国会議員は土建議員が多かったと思います。社長を経験してきて、自分で判断し結果を出してきた経験を持っていたと思います。狭い了見かも知れませんが、責任を重んじる感覚があったように思います。今の議員はどうでしょうか。私には頭でっかちの、ご都合主義のように思います。IRで逮捕されている議員の更なる偽証問題などありえないでしょう。夫婦での選挙買収も度が過ぎています。国民民主党の分党による立憲民主党との合流も、いかに次期選挙に有利に働くか、国からお金が来るかの判断材料だけのようです。議員を振り分けた小池さんはいなくなりましたが、寄らば大樹の陰よろしく立憲民主党にすり寄っているだけのように思います。昔の野党幹部は自分の影響を維持したいかのように、合流を求めています。何をどうしたいのかがありません。何をどうしたら良いのかさえありません。この頃は野党とは、自民党の陰でうごめくだけの補助勢力のようにさえ感じます。コロナ対策として、経済優先を選択した以上コロナ感染者が増えている現状は当然です。コロナ感染者の多可を問題にするよりも、重症者をいかに早く病院で治療できる態勢を整えるかが大事だと思います。TVでやっていますが、GO TOの経済効果など何の意味もありません。費用対効果など初めから赤字です。東京からの観光客が無いので、などのことばを聞きますが、私に言わせれば東京頼みの経営をやってきたのでしょう、これからもその方針は変わりません、のようにさえ聞こえます。岩手の旅館などは、周りの目が怖くてGO TOの申請ができないようです。周りの目をどうとらえるかが決断材料になると思います。経済優先にかじを切った政策の中では、県内在住の人のみのGO TOにしても良いと思います。コロナの時代は決断の時代になりつつあります。判断、決断、それに対する対策が打てない者は無くなる時代に来ているようです。世界を見てもコロナ下の経済は非常に厳しい状況が予想されます。今までのなあなあ日常では、潰されます。失業者数より自殺者の割合が高くなるかも知れません。経営者の責任はより一層重く、政治家のだらしなさはより深くなる様に思います。