ウクライナに対する違和感

私はウクライナに対して何となく違和感が在ります。ロシアの非道な戦争犯罪については言うまでもありませんが、ウクライナのゼレンスキー大統領の発言、世界各国に向けての行動に疑問が残ります。戦争中だということを最大限に考慮に入れるべきだろうと思いますが、理解できない部分が在ります。ロシアの行動の理不尽さは置くとして。私が日本人であり、アジア人であり、それほどの貿易相手国ではないからでしょうか。この戦争の終結に、その違和感をロシアも感じているのであろうか。最初の違和感は、各国政府でのゼレンスキー大統領の演説です。各国政府にロシアに対し制裁を要求し、ウクライナに援助を要請するものです。被害者としてのウクライナは当然な行動のように思いますが、演説内容は国の歴史的な恥部に触れ、反省を促し、その反照とともに援助を求めるというもののように思います。ウクライナの報道官は用意周到に各国政府の歴史を調べ、過去に行った戦争での出来事だけを問題にしたように思います。多少仕方がなかったところもあるとは思いますが、意図的なものを感じます。今回、日本が感謝国に選ばれなかったことも、ウクライナにとって日本は遠い存在という事でしょう。感謝国を発表すること自体、違和感が在ります。また昭和天皇がナチズムのようにとらえられているのは、日本人の多くの人にとって受け入れがたいものがあるように思います。そう捉えられても仕方がない部分もあるかと思いますが、ドイツ、イタリアはどういう風に感じたのだろうか。国内外の不安感情を改めて掘り起こしたのではないでしょうか。今までの改善努力を無駄にさせたのではないかと危惧します。ドイツがヨーロッパ諸国から非難を浴びています。ウクライナに対して肩入れがないのではないのかなどと。ゼレンスキー大統領も相当な批判を言っているようです。とうとう戦車を提供するということになりそうです。私はドイツはそういう事は止めるべきだと思います。ドイツの戦争加担判断が段々揺らいできているように思います。NATOの一員としての行動に限定するべきです。ウクライナ国内はロシアによる戦争被害が相当なものと思われます。国民はどうやって生活しているのだろうと思います。不思議な気がします。報道関係者はウクライナの戦争被害を報道するあまり、生活実態を報道していないように思います。ゼレンスキー大統領には戦争を終結させる計画がないように思います。戦争被害を報道して、ロシアの理不尽さをアッピールして、世界各国からの賛同を得て、ロシアを打ち負かす。そういう構図であろうか。報道陣はむしろ生活実態を報道し、民間人、戦闘員の困窮状態を世界各国に紹介する。そしてゼレンスキー大統領に知らせることも大事なように思います。ロシアのプーチン大統領に真実が伝わっていないのではないのか、など言われていますが、同じことがゼレンスキー大統領にも言えるように思います。ウクライナに入っている政府援助隊はどこの者だろうか。ISのような戦争転覆を喜ぶ者たちではないことを祈ります。アメリカは静かにしておくべきだと思います。