岸田首相に思う3

防衛費増額問題で岸田首相が炎上しています。まともな議論が出来ていない。初めに2%増額ありきで、何に使って、どういうふうに国防を形作るのかの話さえない。ちゃんちゃらおかしな話を堂々とやっています。広島では原子爆弾の黒い雲に遭われた方は補償の対象になられましたが、長崎では原子爆弾の黒い雲に遭われた方は補償の対象にはなっていません。ということをご存知でしょうか。自分の地元には優しく、他は関知せず、の態度らしい。政治家で表向きやってはいけないことは、差別をつけること。嘘でもよいから、平等に扱うことが大切です。そもそも防衛費が嵩むことぐらい国民は理解していると思いますが、理解していることと、納得することとは違います。復興財源を名前を変えず、所得税として取り続けることで増税をしないなどと嘘を言ってはいけません。法人税やたばこ税などを増税して充てるなど安易な方法論を駆使すれば、もはやモラルなど崩壊するでしょう。収入が不安定な状態なのは判りきった話だと思います。最後は消費税の増額という話ですが、景気の問題もありますが、消費税自体に問題があるように感じます。消費税は消費者が10%の税金を国に納めているように思っていますが、その実最終事業者が10%の税金を利益が出ようが出まいが納めるようになっているようです。要するに赤字であろうが黒字であろうが10%の税金を納めなさいと言うことのようです。赤字事業者が法人税を納めていない事をとっちめてやろうとでも思っているのか、新規の事業者には苦しい事のように感じます。消費者から10%の税金を預かっているから納めるのは当然という理屈らしい。実態は横断歩道みんなで渡れば怖くない、方式で、みんなで10%の税金を取れば怖くない。赤字であろうが、商品に10%転嫁できようができまいが、関係なく10%の税金を働く人すべてから取る方式らしい。すべからく岸田首相は財務省POCHIになっているようです。こういう人しか今の日本にはいないのが、残念に思います。自分に反対意見を述べる人は、高市大臣などは会議にも呼ばない。その点ははっきりしています。最早総理大臣の体をなしていないように思います。建設国債でどうのこうのという事もどうでしょうか。建設であれ、赤字国債であれ国債発行という点では同じで、借金です。日本は大丈夫というものがありますが、大丈夫なのは平和な時であって、有事の時の事を考えていないように思います。そもそも機械頼りの防衛費ばかりを問題にしていますが、少子化問題の方をもっと考えるべきだと思います。戦争の現実を見ると、ロシア、ウクライナ戦争で何が必要で何が問題になっているのか、を見るに。最新鋭の武器、訓練された人が最も重要な戦争兵器であると考えられます。人がいないのに武器ばかりをそろえても仕方がないように思われます。岸田首相は思考回路の限界が近付いているように感じます。財務省に節約の仕方を教わっているようですが、肝心なことは人に教えないのが人の常。そこに切り込むのが政治家の役目だと思うのですが、全部を財務省任せにしている時点で終わっているように思います。自分のものには手を伸ばし、他人の事には我関せず。国会議員の定数を減らすことから始めたら、と思います。