ウクライナ、ロシア戦争終結は?

もはや誰もウクライナとロシアの戦争に対して解決策を示せない状況になっています。G7において日本は有償融資を行うようですが、おそらく戻ってこないでしょう。アメリカにおいては産業界と軍需が一体となってインフレになっているようです。ここで戦争が終わってしまっては、アメリカ恐慌になってしまいかねません。泥沼もいいところだと思います。ウクライナ戦争はどうやったら終わるのか。手打ちは難しいように感じます。敵の侵入を防ぐ最もオーソドックスな方法は国境に壁を作ることです。古くは万里の長城ベルリンの壁、最近ではメキシコとの壁など。完全には防ぎきれませんが象徴的な存在にはなります。日本には海という国境があり一種の壁と考えてもよいと思います。それではウクライナに壁を作れるのかという事ですが、無理なようにも思えます。そこで思うのですが、国境線に沿って海に似た平原地帯を設けたらどうでしょう。戦争地帯を見るに、森林地帯に敵軍が隠れて行動しているのが見えます。最新機器を用いて敵に目星をつけるにしても、最後はやはり目視のようです。アメリカがベトナム戦争の時ジャングルに隠れるベトコンを攻撃するために、木々を焼き尽くすためのナパーム弾や枯葉剤を用いたことを思えば、敵の隠れる場所を無くすことが大事であるように思います。しかし、この戦争は一般人を巻き込む悲惨な状況になりました。ウクライナ戦争に置いては違った形で、国境線沿いに1キロにわたる平原地帯を設けることによって侵入を防げるのではないのか、などと思っています。戦争地帯で平原を作るのは一般には無理だと思われますが、無線で機械を遠隔操作ができます。島原で火砕流が起きた時ブルドーザーやトラックなど建設機械で作業を行いました。海中でさえも作業を行っていました。これら技術を使えば時間は掛かりますが、緩衝地帯は確保できるよう思われます。武器の消耗戦によって、人間の存在が失われることによって戦争終結を目指すのではなく、もはや物理的に停戦を模索するべきだと思います。ロシアはどうやったら戦争をやめるのか。止めるきっかけに何があるだろうか。大胆に考えるとロシアがユーロ通貨圏に入ることではないのか。ロシアとユーロは戦争前は良好な経済関係にあったと思います。ロシアとヨーロッパが合体することは無理でも、共通通貨としてのユーロを基軸通貨とし、互いに持ちつ持たれつの関係になれば物理的な戦争は無くなるのではないのか、などと思います。バイデン政権下の独りよがりのグローバル化、左翼思想、専制政治などプーチン大統領も負ける独裁体制になりつつあります。BRICSなどアメリカに反発する国も出てきました。アメリカ対ロシアという構図、よりもユーロ圏を巻き込んだ構想をロシアは取るべきではないのか、と思います。ロシアを中心とした社会主義圏が崩壊しつつある現状を見るとユーロ通貨を利用する、EUヨーロッパ諸国を巻き込んだ経済、政治体制を考えた方が良いのではないのか。資本主義を思うに国境線は意味のないものになりつつあるように思います。アフリカでの無用の内部対立を生ませる世界政策に歯止めをかけるべきです。いまだに自分優先、世界制覇を考える考え間違いにうんざりする今日この頃です。