管理者

管理者は仕事を導く者と思います。管理者の仕事は決定を下す事と次の管理者を育てることだと思います。人数が少なければ、互いの気心が知れていれば、問題は余り起きないのですが、人数が増えるに従って調整が必要になります。政党を見れば想像がつくと思います。自民党、そのなかの派閥、主流派、地方組織、下部組織、会社も同じ様なものです。人は誰でも上司になりたがると私は思います。しかし、ならない方がいい人がいます。なったが為に苦しむ人がいます。仕事ができるから、人付合いがいいから、人望があるから等色々あると思いますが、大事なのは決定を下せるかどうかだと私は思います。一人の仕事はこなせても、好きな人とだけ付き合っても、八方美人であっても、等否定的な見解はいくらでも見つけることができます。事務人は社長に向かないと書きました。それは会社の規則に則った決定はできても対外的な決定ができないということです。経験不足です。それで時々常識外れな事をやってしまいます。技術人は合理的な決定を求めます。一面だけを見て、感情を含めた総合的な観点を時々忘れます。営業人は仕事柄常に決定を求められます。その点ではいいのですが、自分に合わない人を排除しようとします。軋轢を生みます。いい点悪い点あると思いますが自覚する事が大事だと思います。次に大事なことは自分の後釜を育てることです。多くの人が自分の職を狙う人を排除しょうとします。しかし、それは間違いです。後釜を見つけることが最も難しく、やるべき大事なことです。