新社会人

新卒者が4月から仕事につきます。自分は文系だ、理系だとはじめから決めない方が良いと思います。確かに高校、大学と進む道を決めて来たかと思いますが、社会に出たら全く違っていた、ということがほとんどです。文系でも技術者として働いたり、例えば農業をやったり、医者でも大きな病院で働くか、個人病院か、研究所か、公務員かで資質が全く違っています。頭が良いから医者、弁護士になるというのはけっこうですが、働き先を間違えないようにしてほしいと思います。自分が何をやりたいのかが一番大切ですが、何に向いているのかも考えてほしいと思います。事務人的なのか、技術人的か、営業人的なのかは、私は大事な事だと思います。将来は誰にもわかりません。途中で方向が変わるかも知れませんが、何にでもチャレンジしてほしいと思います。トランプ氏は嫌だと言っても日本はある程度従うしかないでしょう。韓国に腹を立てても引っ越す訳にもいきません。自分の思うどうりに行かないと相手を責めても仕方がありません。我慢しなければならないときに我慢する。耐えなければならないときに耐える。しかし、人間をもっと大きくするのは、そう言うときとは別に、我慢してもしょうがないときに我慢する、どうしょうもないときに耐える、要するに先が見えない時に耐えるということです。仕事をするうえで理不尽な事は幾らでもあります。仕事が向いていない、上司が嫌い、給料が安い、人生の多くが他人との付き合いです。日本がこれからの荒波に飲み込まれてしまわないよう、新社会人には頑張ってもらいたいと心より思います。