テレビを見て

NHKを見ました。地方銀行福井銀行です。地域に密着した取り組みを行っていました。学生向けに企業見学等を行ったり、異業種間企業説明会を行ったりと就職先、地場産業の発展、地域興し等頑張っている姿勢が伺えました。こういう銀行もあるのだなぁと思いました。こういう取り組みはすぐには結果が出ませんが、きっと地元の人達はこの事を十分知っているのだと思います。それが一番の強みだと思います。地道な活動に敬服しました。ところで郵政事業はまた失敗しました。親方日の丸の体質はどうにかならないのでしょうか。失敗を自分のことと本当に受け止めているのでしょうか。郵便事業は赤字の様ですが、他の運送業者は忙しすぎて仕事を制限する会社もあるというのに。保険事業も他社の保険の窓口業務を行ったりと、自助努力をやっているのでしょうか。銀行業務はと言うと個人貸付もなく、ましてや企業などもってのほかです。他の銀行がマイナス金利で四苦八苦しているのに。本当に独り立ちをやろうとしているのでしょうか。企業買収を決めたら後戻り出来ないのは始めたら終わるまでやめられない、という役人気質そのものではないでしょうか。今風に言えば赤信号みんなで書類に印鑑押したから大丈夫。明治の武士の商法そのままのではないでしょうか。企業を買収してもどうせ運用できないし、管理もできない。何かをしょうとでもしたのだろうか。買収を考えるなら撤退も同時に考えて置かなくてはなりません。統括できないならいっその事他社に任せれば良いのにと思います。日本の商社は主に現物を取引していると思いますが、その延長線で企業管理も行ってはいかがと思います。現物を取引しているとその会社が見えているし、その取引企業、物流関連も見えていると思います。自分で買収、管理は財務リスクがあって躊躇しても、委託ならそこそこの運用管理が出来るのではないかと考えます。話は変わりますが、東京の市場問題をまだやっています。証人喚問した人を疑い参考人招致した人を信用する、という事を東京都ではやっています。国会では証人喚問した人を信用しそれを基に質問攻めしたというのに。また築地豊洲問題もグチャグチャの様相です。さすが技術人の人と思える発言が相次いでいます。築地改修が700億円でできるわけがありません。オリンピック関連事業は当初予算の何倍になりましたか。人間は欲の塊です。もうけ話には人がむらがります。しかしあの人を責めることは出来ません。事象を列挙しているにすぎないからです。小池都知事も多少困惑しているのではないかとおもいます。東京自民党は今のままでは小池新党に負けそうな様相ですが、この中途半端な状況を好機と捕らえ、豊洲移転を推進する方向を打ち出したらどうでしょう。じり貧状態なら何か目玉を掲げたらと思います。移転することになればその後うまくいくし、しなくても追及質問ができるし、損をすることは何も無いのではないかと思います。