大統領制に思う事

大統領制とは何だろう。大統領制というと私はアメリカと韓国を思います。日本は議会制民主主義です。アメリカは大統領、上院下院が有って似ていますが、大統領の決め方が日本の首相とは違っています。国民が直接投票によって決めます。全ての票の集計結果とゆうよりも州の集計結果によります。システムはそれぞれの国により違うようです。私が思うのは直接国の長を選ぶということです。日本はイギリスの議会を参考に国会を設立したものと思います。昨今参議院の不要論が言われていますが、不要ならしめているのは当の国会議員ではないのかとも思います。大統領が首相と違う点は国民が直接投票で選ぶか間接投票で選ぶかが大きな点だと思います。日本の首相が30%台の支持率担った場合、交代か解散が予想されますが、アメリカでは4年の任期は保証されています。議会運営とかは上手くいかなくなってきますが、それでも私から見れば議会に対し大統領は同等以上の権限を持っているように思います。トランプ政権が誕生して1年が過ぎましたが、それなりに回っています。議会のフォローが大きいと思いますが。大統領が直接選挙で選ばれると言うことが、確固とした支持団体が応援すると言うことが大統領の政策に大きな影響を与えているとトランプ大統領を見ているとそう思います。支持団体の要望を素直に取り入れ、国際社会との摩擦は考えない。アメリカンファーストと言っていますが、その言葉通りで何の深みもない。何か落ちがあるのかと思ってみても何もないようです。悪く言えば大統領制は支持団体の要望を優先させれば、周りがどう言おうと構わない様にも見えます。エルサレムのことに関しても国際社会が反発してもアメリカの信用が落ちても構わないように思えます。アメリカは大国ですからそれなりにやっていけるでしょうが、韓国はどうでしょうか。国民の支持を第一とし、一部の支持団体の要望を優先させることをしているように思います。その支持を維持するために日本に無理を言っているようにさえ思えます。さらに自分の政権の正当性を示すかのように、前政権の失政を暴き、獄に送り続けているようにさえ思います。裁判所に呼ばれなかった前大統領は何人いるのでしょう。大統領のあまりにも強い権限のために在任中には言えなかったことが、辞めたとたん吹き出してきます。日本にも大統領制を考えてはどうかなどとたまに出ますが、大衆におもねり自身の延命に躍起になる姿は見たく有りません。大統領制は会社で言えばワンマン社長かと思います。会社が順調なときは良いが、不調に陥り出すと裏目の場面が多くなり、時代遅れの手段ばかりを多用するようになります。トランプ政権がオバマ政権の政策を否定するかのような政策を出し、支持団体の要望を最優先させた1年であったと思いますが、2年目は少し融和策を出してきているようです。議会が健全な政策を進めるよう願うばかりです。韓国はどうでしょうか。また危ない橋を渡ろうとしているかのようです。若い人は知っているだろうか。アジアでは政権が混乱してくると軍事政権が誕生することを。韓国も例外ではありません。