コロナ二歳児対策に思う

二歳児にマスクを推奨しているようです。知事会会長との話し合いでの中での事らしい。案の定、医者、保護者の方達から批判が相次いでいるようです。当然と言えば当然で、小児に関する常識が無かったという事であろうか。専門家から言わせれば、こういう常識が、政治家には不足しているような気がします。コロナ対策会議が開かれていないようですが、岸田政権は誰の意見を聞いているのでしょう。岸田政権の一端が垣間見えるようです。コロナ担当山際大臣の意見も見えず、誰からの意見も聞くという態度は棚上げらしい。厚生労働省後藤大臣はそつなくこなしているようですが、後出しじゃんけんを常に取っているようにも感じられます。仕方が無いでしょう。オミクロン株に対する認識を政治家、医療関係者、国民が共有していないのが一番の原因のように思えます。政治家が専門家と意見をすり合わせ、国民に知らせることが不足しているように思います。だから各県知事が自身の思い込みを勝手に発言しているように思います。その集約を大臣が判断し発表すべきなのに、訂正も何もしない。言わせるままにして、逆に大臣のお墨付きをもらおうとまでしている。良きに計らえ、の状態のようです。私のオミクロン株に対する見方も偏っているかも知れませんが、言いますと。感染力が強い、濃度の濃ゆい下での空気感染が懸念される。マスク着用は自己防衛には有効だが、他人にまで感染させないという用途はないようだ。集団での会議ではマスク着用だけよりも、換気が有効。ある一定量の濃度以下にコロナ密度を下げることにより、自己免疫が働く。身体を清潔に保ち、手足顔など特に喉をすすぐ。人間は住む地域により自己免疫機能に差があるものと思います。発汗作用が多い人、猛暑、また寒冷に強い人。コロナワクチンによる免疫作用にも差が出てくるものと思います。現在では無症状の陽性者も七日の待機措置が取られていますが、どれほどのコロナ菌を発出しているのだろうか。意味があるほどの量であろうか。家族の中の一人が陽性者になり、マスク、換気、隔離を家の中でやった場合どれほどの感染力があるのだろうか。訪問看護の場合、医者看護師はかからない対策をしていますが、家族も同じような対策を講じればよいと思います。コロナ対策ばかりに目が行きますが、科学的な知見を集めるべきだと思います。私的には、基礎疾患がある人は除いて、コロナ症状が見られない人、自覚症状がない人は、マスク、換気、清潔を保ち社会生活を営む。風邪、コロナと思しき症状の人、発熱がある人は一週間隔離する。学校での学級閉鎖が増えていますが、それに伴う親の負担は子供の面倒から生活費の負担まで相当なものになりつつあります。簡単に閉鎖を行うべきではなく、最後の一人まで学校は開けておくべきだと思います。一週間後にはまた一人二人と登校でき、最後の一人が治るまで学級閉鎖など学校の自己都合としか思えない。イギリスのようなコロナ対応を取るべきではありませんが、社会生活基盤を損なうような規制は避けるべきだと思います。未だに夜の飲食店に規制をかけるのは意味のない事だと思います。それよりも今こそ初期にコロナ対策として打ち出した飲食店の人数制限、密を避ける。換気を促す。清潔に保つ、を実践すべきだと思います。政治家も大企業のように五月蠅い専門家バカの意見を聞きたくはないようです。その為会社が倒産の危機に瀕していることに考えが及ばないようです。上に立つものは意見を纏めることが重要で、自分の意見を通すことを第一に考えるべきではありません。岸田内閣は都合の良い意見は受けるが、悪い意見は避けるように見受けられる。内閣に優秀な人材がいないのを悔やむべきだろうか。